秋田三十三観音

JR土崎駅から、18C:昌東院へ

午後3時頃に ちょっとどこか行こうかな、と思ったときに目指したのが昌東院でした。 片道10km、往復20kmなので予想所要時間は1.5時間くらい? ということで (そして実際、予想どおりの時間帯に帰宅できました)。

　土崎駅から旧道をちょっと北上、踏切を渡るとすぐ上新城へ向かう県道231号があるので、 そこからあとは基本ずっと道なり‥。この程度の知識を持って出発したのですが。 県道231号が予想以上に狭くて、ちょっと驚きでした。基本道なり、途中で「どっちだよ」と 思ってしまう箇所が2箇所ありました。一つ目が港北小学校近くの十字路(?)、 二つ目が上新城の保多野に入ったところにある分岐。どちらも左を選ぶとOKです。

　途中、飯島の住宅地を抜けると、一面田圃な風景に出くわします。そこでちょっと「げっ、 道、間違えた?」と不安になってきましたが、大丈夫でした。なんか、道沿いに 目印になる ものが少ないんですよね。

　保多野の集落を抜けると、基本的には田圃の中ののどかな直線の一本道をタラタラ走る感じになります。 このへん、山が近くなってきてることもあり、 つい「ここ、どこの山村だよ」と思ってしまいそうな景色です (21:源正寺でも同じことを思ってしまいました)。 普段 平地に住んでますので、こういう景色はやっぱ新鮮ですね。 すこし行くと左側にお寺が見えてきて「たぶんアレだな」と思っていると、 「秋田三十三の18番はここ昌東院」的に書かれた看板が見えてきますので、ゴール。

山王十字路(秋田市)から、20B:保食神社へ

　地図のコースの出発点が山王十字路からになってますが、実際はドンキホーテ(旧・長崎屋)の あたりからです。ドンキホーテ前から大悲寺通り(大悲寺の脇を抜ける道路)をまわって、 大悲寺通りの一方通行(まあ、チャリですから)を逆走して行ったんですけど、 Googleマップでは一方通行の道路を逆走するようなルートで線を引けないので、仕方なく‥。 大悲寺通りから、旧歓喜寺前の丁字路(そのうち十字路になって、御休通りと接続する予定)に 出ると、あとはなんと城東中学校のあたりまでずっと道なりです。すごいなー。 そこから先、広面のあたりは全然詳しくないですので、素直に広い道路を通ってノースアジア大学前、 そこから下北手ののどかな集落を抜ける感じに進みます。途中、源正寺方向に向かう旧道? との 丁字路がありますが、そこを直進。すると信号のある十字路に出ます。そこを右折、あとは ひたすら道なりに進みます。

　まずは右側に神明神社があって、その近くの左側に保食神社がある、という情報は ちゃんと記憶してましたので、地図を見なくても、ほぼ一発で保食神社を発見することが できました。やはり観音様のお導きでしょうか。‥‥神社なんですけどね。

　「巡礼記」の20番、河辺郡戸島の庄宝川村法喜山観音院(寺) [URL]の観音様について、七尾本郷1982は それがもし現存しているなら 保食神社境内にある通称「サンニャサン」というお堂の中にある 石仏の一つ(如意輪観音)か? と推測しています。肝心の「巡礼記」にほとんど記述がないですから、 推測にもかなりの限度がありますからね‥。

　せっかく20B:保食神社まで来たんだから、割と近くにある21:源正寺まで行けばいいのに。 ‥と思う方もいるかもしれません。私も、後になってからそう思いましたが、 そのときは残念ながら21:源正寺のこと、割と近くにあるはず、というのはわかってましたが、 だいたいどのへん、というのは全然把握していませんでしたので、 そんな遠くないし、また来ればいいや。そんな感じでスルーしてしまいました。

秋田市土崎セリオンから、20C:龍門寺へ

土崎セリオンから男鹿方面に進みます。 今回は秋田男鹿サイクリングロードというやつを利用します。 秋田製錬所の前を抜け、秋田火力発電所や秋田マリーナ前を抜けていきます。 この道路も真っすぐで広々として十分いい感じなんですが。 途中、秋田県立大の入口前にさしかかるちょっと前のあたり、それまであった 海側の広々とした歩道が突然なくなるところ。そこが海沿いの道、 車道とはちょっと離れた自転車道の入口になってます。ここを入ります。
このサイクリングロード、台風などの大荒れな天気があると、それでよく 決壊したりしてるところですので、通れないときも多いかもしれません。 通れないときは、あきらめて車道(県道56号)を行きましょう。基本、ずっと道なりです。 海際の道をタラタラ進むと、出戸浜海水浴場の駐車場に出ます。 そこをさらに突っ切って海沿いの道を進みます。 道なりにタラタラ進んでいくと、やがてルートは右、つまり海を離れる方向に進み、 なんかタワーが見えてくるはずです。天王スカイタワーですね。 ここからは国道101号線の車道沿いにタラタラ進みます。このへん、クルマを運転する人たちは 以外とチャリを見てないので気をつけて。 (背後から私を抜いたクルマが とつぜん私の目の前で左折して(そこにコンビニがあった)、 あやうくクルマに轢かれそうになった経験もあります。 ドライバーは、いかにも善良そうな、子供をつれたお父さんでした。あれで事故ってたら 子どもはトラウマだよ‥。いずれにせよ、車道は油断せずに進みましょう。) やがてデカい「なまはげ」像を過ぎ、橋を渡って、たしか最初の信号だったと思います。 そこを右折して船越の集落に入り、右折して左折すれば到着です。 なお途中、国道101号がちょっと左側に曲がるところで、左に曲がらず、そのまま直進する ルートもあります。旧道ルートですね。そちらを進むと、 道端のあちこちに三十三観音碑を見ることが できます。こちらのルートのほうが、交通量も少なく、のんびり走れるのでお勧めです。