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2012年全国ロードショー公開された「ロボット(Enthiran,2010)」ですけど、 バージョンが二つあることが知られています。 普通に「ロボット」という場合(通常版?)、ヒンディー語版かつ40分ほどもカットがあるもの。 「完全版」と明記されてるものがタミル語版かつ、たぶんノーカット版 (といいながら intermission がなかったんですけど、カットされたのかな?)。 視聴の際には注意しましょう。
[Youtube]通常版だと、どうやらこの Kilimanjaro がカットされてるみたいです。 わざわざマチュピチュ(ですよね?)まで行って撮影したというのにカットとは‥。
スゲースゲー言いながら楽しみましたけど、なんか私がイメージするタミル映画とは ずいぶん違う印象を受けました。たしかにラジニ出てるしダンスシーンはあるし "SUPER STAR RAJINI" ロゴも(妙なバージョンアップしてたけど)ちゃんとあるし、 タミル語も話してるっぽいけど何か腑に落ちないというか、 アイシュワリヤーの肉付きが薄いから? いやいや‥とにかく、そんな感じで、 楽しめたのは確かですけど、なんか、 何と言っていいかわからないモヤモヤ感が私の中には残りました。 ‥‥なんだろうな。 やっぱラジニが超インテリ役で、庶民とほど遠い位置付けだからかな。 そして、それゆえ、泥臭さがないからかな。そんなこんなで 私がイメージする「インド映画らしさ」が薄い‥逆にそれだけ、世界に打って出ようという 意気込みが強いということか? なんて思ってしまいましたが。
でもやっぱ最後のロボット大暴れのところはスゴかったですね。画面見ながら、つい 「おい、おまえらスーパースター使って、なに遊んでんだよ?!」と思ってしまいました。
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