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[memo] 朝鮮韓国に関する雑多なメモ(白衣)

題 [memo] 朝鮮韓国に関する雑多なメモ(白衣)
日付 2017.9
パッチワークの読書メモ


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衣服の色について

李氏朝鮮などでは、男子の着衣は白ばかりでした。‥が しかし、ちゃんと清潔さを保っているのはとても労力のいることなので、たいていの場合、 濃厚な垢のため色変わりしていたそうです( (金容権 訳(1979)『朝鮮事情』平凡社東洋文庫367, pp.302--304; p.303 は全面挿絵)。 でもそれは今とちがって強力な洗剤も洗濯機もない以上、仕方ないでしょう。

 他方の女性については

男のズボンよりももっと狭いものの上に、木綿あるいは絹の上着(チョゴリ)を着るが、 その色は年齢によって異なっている。若い女性や花嫁は淡紅色か黄色であり、三十以下の婦人は紫色、 さらに年長の婦人は白色である。婦人たちは、衣服の代わりに青い大きな布地を身にまとい、 それを紐で腕の下で結んでいる。‥(略)‥ 未亡人は、いくら若くても、いつも白衣か灰色の服を 着なければならない。(金訳1979, p.305)

 着衣に白が多い、とくに男は白ばっかり。というのは「染料がないから」だ、というのは ネット(の、とくに嫌韓な人たちの発言)ではよく見かけます。 染料が希少で高価だったから、という可能性も確かにありそうにも思いますけど、でも それよりも制度的というか社会通念による「白」縛りのほうがデカかったんだろうと思います。 実際、「若い女性は淡紅色か黄色を着ている」とか「青い大きな布地も 衣服のかわりに使われている」といったことをダレも書いてますし。

 またネットで見かけた、20世紀初頭の頃(日韓併合の前後頃)の朝鮮の絵など:

これを見ても、 主婦は青というか水色?、少女はピンク、子どもは様々な色、そして男たちは白という感じに、 だいたいなっていることがわかります。ほえー。


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