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日本の民間伝承にみる外道

日本の民俗にみる「外道」の用例です。といいつつ、ちょっと用例が少ない‥


[前] 石塚(1959)『日本の憑きもの』

子供に対する呼称としての「外道」

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ゲダ=いたずら小僧

伯耆弁に「ゲダ」という言葉があるが、これは 「いたずら小僧に対する呼称であり、『外道』の訛り」 [因幡弁&伯耆弁一例 (Aug 15,2000)]、 (あるいは「ゲダゴ」として)「外道者。悪さをする子ども」 [米子弁講座 (Aug 15,2000)] と、このような意味であるらしい。 注:鹿児島県頴娃(えい)地方では「げだ」は下駄のことらしい^^; [頴娃語の特徴 (Aug 15,2000)] (私が生まれ育った)東北地方でもふつー、そうだけど‥ ここではどうでもいいか ^^;;

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私事ですが‥

 なお、私の父(生まれも育ちも先祖代々秋田)が よく「このバカモノめが!」的な意味で「げほ!」という言葉を 使います。これ、たぶん「外法」のことだと思うんですよ。んで、すくなくとも 私の周辺でこの「げほ」という言葉を使うのはウチの父だけですので、 その言葉はどこから来たのかと聞いてみました。すると、父が東京に住んでいた頃、 知り合いがそういう言葉を使ってて、それが移ってしまったとのこと。 ‥‥んー。

[次] 安倍晴明が対峙する「外道」