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現代日本における外道ども

現代日本における「外道」の用例で、気付いたものを集めてみました。

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Comic::夢幻紳士(1988?)

高橋葉介さんの『夢幻紳士』というマンガに出てきた「外道」です。 (手元にあるコミックスの発行年は1989年なんですけど、 雑誌で出たのはたぶん1988年だと思います。)

「こオの くされ 外道オオオ〜〜ッ!! / 死んでまえエエ〜〜ッ!!」 (高橋葉介,「夢幻紳士」 (6巻 p.103.)

「くされ外道」ですね。どのへんがどう「くされ外道」かといえば。 男と女の過去にあった出来事が問題になっているようです。 どんな過去かといえば、それは以下:

「わたくしの家は 先祖代々の宝物を 受け継いだ お金持ち ですの」 「結婚 しま しょう!!」 「でも わたしの家は 山奥の ド田舎ですの」 「別れま しょう / 僕って シティ・ボーイ だから」 (高橋葉介,「夢幻紳士」 (6巻 pp.90--91.)
「自分の欲望に忠実で、他人の気持ちはどうでもいい」感じ、なんですかねこの「くされ外道」。

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