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陸井栄史「いきいきごんぼ」というマンガで「外道」を見つけました。 『週刊少年チャンピオン』2012年36+37号(8月16+23日号)です。まずは以下に用例を:
[Table of Contents]クラスの同級生たちの評判をあげるため、 コツコツ「善行値」を稼ごうと決意する主人公たち。そんなとき、 女子高生か女子中生かわからんけど、彼らの目の前でチャリ乗ってコケた! チャンスとばかりに早速かけつけ、過剰にお助けするわけですけど。 道端に散らばったものを集めてる最中、 落ちてるリップクリームが彼らの目に止まるわけです。そこで起ったのがこのシーン。 ‥‥魔がさしてしまった、としか言いようがないですけどね。んで、
「違うんです!! これは苦渋の決断の末…!!」と必死に言い訳をする枷井(かせい)に、 友人たちから出たこの言葉。
「末になんだよ こンド外道がッ」‥‥。
他人のものを盗んで、とぼけようとした点が「外道」なんですかね。 ものがリップクリーム、女子の唇に直接触れるもの、 というのもポイントになるかもしれませんね。 おまえのちょっとスケベな下心が透けて見えるぜ、といったあたり。 でもどっちにせよ、外道の使い方としては相当軽い感じがしますね。 単なる罵倒の言葉、といった程度の解釈でよさそうです。
いきいきごんぼ(1) |
陸井栄史「いきいきごんぼ」、ついに単行本発売です! ということで 『週刊少年チャンピオン』2013年10号(2月21日号)に出た コミックス単行本いよいよ発売! の広告の中に。‥‥お?
ちなみに。他ページの「いきいきごんぼ」の広告を見ると、 ここで「外道」となってるところが「DC (男子中学生)」となっているようです。
‥んー。他のは「DC(男子中学生)ギャグ」になってますし、それで十分腑に落ちる感じに なっていると思うのですが、 なぜあのページで突然「外道」が出てくるのか。正直よくわかりません。 単に「DC(男子中学生)」よりアオリぽいかな、という感じで 使われたんだろうとは思いますけど、 この作品に出てくる主役の三人組、 みんな基本的には「外道」的な性格はそんなに感じないですし‥。まさかのノーモザイク、全裸モロ出しな単行本第一巻カバー絵(いいのか?! 笑)の、 ノーフィアーぶりを指して「外道」なんでしょうか。
それともやっぱ作品の中身なのかな。たとえば‥
別の用例。
上で「下ネタ悶々」と書きましたけど、この部分に関しては下ネタという感じでは ないですけど。ないですけど、もうすこし健全な「男女交際」的な要素はありますから、 つまり、どっちにしても外道にはオンナ絡みな要素はあるということでしょうか。
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