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久保田三十三所 (札打)

The 33 Kannons of Kubota (Akita City) and "Fuda-uchi".


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2010(平成22)年1月16日(土)未明、実際に札所巡りをしてきました。 その際の 覚え書きです。

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お札は「名前を書いた木札か紙札をどっからか調達」ということでしたので、 こんな感じの台紙テンプレートを 作ってA4のフリーカットラベルと言えばいいの?シールになってる無地のOA用の紙に印刷し、 あとは自分たちで筆ペンで名前を手書き、というスタイルを取りました。 字がうまいかどうかというのはこの場合どうでもいい話で、やっぱ大事なのは心を 込めることだよなー、と思いましたので‥

実際に札を貼ったら右図のような感じになりました(01:熊野山地内)。反省点としては、 ちょっと札が大きすぎたかな、と。右写真は 01:熊野山地内の様子なんですけど、 一部の札所ではこんな感じに すでに札がビッシリ貼られてて自分たちの札を貼る スペースがなかなか見つからない、ということがありました。札をちょっと小さめに した方がそのへんやりやすいかなとは思いました。もうひとつの反省点は、 シールは思ったほど便利じゃなかったという点ですかね。 シールをはがす時に手袋を取らないといけなくて、そうすると 何箇所か回ってるうち指先がどんどん冷えてきてたまらないということ、また、 剥がしたシールをどう処理するかが意外と面倒、といったあたりを どうするか。ヤマト糊みたいなのをブチュッと着けた方が楽かもしれない。

 なお、今もなお木札を金槌で打ち付けてる人も見ましたので、それがよいという人は それでもよいと思います。でも金槌で人を殴るのはやめましょう。

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御詠歌

03:本念寺あたりまでは他の巡礼者の方たち、あるいは、唱歌隊(?)の 人たちがいましたので、彼らが詠うのに合わせてテキトーにモゴモゴ 言ってれば良かったのですが。04:長泉寺で突然、自分たちだけで 御詠歌を詠わざるを得ない状況になり、正直ビビりました。 その後もほとんどの場合、自分たちだけで御詠歌を詠う(鉦さえも お寺さんが設置してくださったものを自分たちで鳴らす、完全 セルフサービスのお寺も結構ありました)ことになります。 というか慣れてくるとヘタクソでもメチャクチャでも何でもいいから とにかく御詠歌を詠わないとお参りした気にならないよ、 という状況に、私の場合なりましたので、 いちおう御詠歌を詠う練習‥とまではいかなくとも、 詠う心づもりはしておいた方がよいと思います。

 二十番台後半のあたりで我々の前後を巡礼していた ある父子連れのペアは 御詠歌を全然詠わずに廻っていました。そういう人たちもいるみたいですが、 彼らは 04:長泉寺 のように、近づいていくだけで鉦がチンチン鳴り始めて それだけでプレッシャーを感じてしまうあの状況を いかにして凌いだのか、そのへんちょっと興味あるところです。

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所要時間

家を出てから、家に帰るまで約5時間かかりました。

 霊場一覧表の「(時刻)」欄が、 それぞれの霊場に私たちご一行が何時頃いたかを示すもの(記録を取り忘れていたもの、 他の霊場と重複するもの等は除く。11:応供寺〜15:妙覚寺のうち、 どこか一ヶ所で記録を取り忘れました。なので12:誓願寺が "---" になっていますが、 他の寺である可能性もかなり高いです)なのですが‥ たしかに巡礼の最初の四番終わるまで二時間近くかかってるのは かかりすぎ(クルマ止める場所が見つからずに徘徊したり、落とし物したり、 迷子になったり、トイレ寄ったり、ご一行の中にはぐれる人が出たり と、 いろいろありまして‥)なのは確かですけど、 それ以降は比較的順調に進んだはずなので、たぶん順調に行っても 四時間程度はかかってしまうのでは? と思うのですが、どんなもんなんでしょうかね。

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お賽銭

全然考えてなかったですので、途中何度かコンビニにトイレ借りるついでに 小銭作ったりして凌ぎました。小銭か、あるいはロウソクを何本かお供えする パターンもあるみたいです。

 帰宅してから弟と、仏壇の脇にいつの間にか たまった小銭(主に十円玉)は 普通の用途では使いにくいので、こういう時にでもお賽銭として 使うのが良くね? みたいな話をしました。それが適切かどうかは今のところ よくわからないんですけど。

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気温

寒い‥

 よりによって、ちょうど大寒波が襲来した時期に当たってしまいましたので、 スゴく寒く、しかも時々吹雪くという最悪のコンディション(まあ、それは大袈裟ですけどね。 「時々吹雪く」というのはどう考えても「ずっと吹雪いたまま」よりはマシな訳ですから)。 札をシール地にしたんですけど、札を貼るとき・シールはがす時に手袋を取る→指先が冷える。 また、ポケットからお賽銭を取り出す→小銭を掴むとき手袋を取る→指先が冷える。 デジカメで写真でも取っておくか→(同上)(しかもお寺はやっぱ街中より暗いので、 ロクに写らない) ‥と、そんな感じで、とにかく身体が冷えて仕方ありませんでした。

 思えば、クルマで廻るというのは(徒歩巡礼とは違って)身体をそんなに動かさないので、 身体のどこかが自然と暖まってくる可能性がゼロなんですよね。ひたすら冷えていく一方で。 寒さ対策、それなりにしたつもりだったんですけど。 もっとちゃんと考えていかないと全然ダメですね。ツラかったです。 寒かったからかどうかは知らないですけど、途中から腰痛も出てきましたし‥(>_<)

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おまけ

自家製の久保田三十三札所一覧表です→[Click]

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