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PC系セットアップ覚書

2011年まで「俺的な非 UN*X 環境をめざして」という題でしたが、 「UNIX系」と「非UNIX系」の区別がだんだん難しくなってきましたので、 あれこれ区別しないことにしました(^_^;


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ヨクミエール [iFORCOM] 2007/01b

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出会い

イワタデザイン製の デカ文字キーボードには以前から注目していた んですけど、ちょっと‥かなり高価というのと、 あのキーボードはそそらないなあ、同じやるなら HHKB Lite2 とかをベースにした方が俺的には絶対いいのになー、なんて 思ってたりして、ちょっと手出しするのに躊躇してました。

 そんな折、イワタデザインのページで昔紹介されていた キーボードによく似たデザインのシールが 売られてるのを発見! (ちなみに、以前イワタデザインの ページで「視覚が弱い人用です」(うろおぼえ)という感じで 紹介されていて、私がものすごく感心したキーボードは 右のやつです。 今イワタデザインのページを見ても見当たらないので‥)

これです→ Shop.iFORCOM.jp
昔、はじめてイワタデザインのページで見つけた、 キーボードの手前側の側面まで文字に使ってしまうという 大胆な発想には感心してしまったものでしたが、まさか それと同じデザインのシールが、割とお手頃な値段で 手に入ってしまうとは!! ‥なんて思い、即注文ですよ。

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入手した頃

「シールなので剥がれちゃうのが心配だなあ」という人のため、 一年間限定で保守用(交換用)シールをガンガンくれる、っていう 親切サービスは好感が持てます。‥‥けど、 実際に HHKB Lite2 に貼ってみたところ、うーん。 HHKB Lite2 は「キーの表面処理が特殊なキーボード」に 該当しちゃってるのかはわかりませんが、 面白いようにシールが剥がれてきます。 たとえば右の写真。シール貼りつけ完了直後に撮影した 写真なんですけど、数字の「6」のキーがもう浮いてます。

 こんな感じのシールの浮き上がりは、キーの手前側側面部分が かなりダメでしたね。 シールを押しつけてグリグリやると、数日は貼りついてるんですけど、 数日後にはだいたいキーから浮いてます。 「きれいに剥がせる程度の粘着力に抑えておきたい」って ことなんでしょうか。いずれにせよ、私が用意したキーボードに おいては あまりにシールが粘着しなさすぎですので、これじゃ 「シール剥がれちゃった」と交換してもらっても 意味ない(交換してもらっても「貼りつかない」という状況は 改善されない)なー、と思いましたので、もう最終手段だとばかりに 「セメダイン 木工用」を使ってムリムリと貼りつけました。 キー手前部分をうまく貼りつける際は、 セメダインがある程度乾くまでシールをキーに押しつけておいた方が いいかなー、と思いましたので、 10円玉を キーの手前で立てかけて キー手前部分のシールをキーに押しつけるようにしたところ、 うまく貼りついてくれました。あちこちセメダインが はみ出しちゃった箇所があって、ちょっと汚い感じの仕上がりに なってしまいましたが、貼りつき具合はバッチリです。

 それとあと気になったのは、記号ですね。 なんか記号の表記方法がおかしくない? 普通、キーの左・下方向に、そのキーに割り当てられてる文字が 書かれていて、シフトキーを押したときのキーは キートップの右・上方向に書いてあるというのが普通だと 今までずーーっと思っていたのですが、 キートップのデザインが、私がこれまで思ってた表記方法とは 逆になってる! (^_^;; (そのへん、イワタデザインのやつはちゃんと私が イメージするとおりになってて良いですね。)

‥‥ので、ちょっとこれを貼ってしまうと混乱の元になるかなー、と 思って記号を貼るのはとりあえずやめてます。

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しばらく使ってみて

使用感はね‥‥ デカ文字に関しては、便利かどうかってのは 実はまだよくわかりません。 なぜかと言えば、俺自身は、文字入力するときに滅多にキートップ 見ないからさー (^_^;

 それとは別のところで最初に気になったのは、 キートップに貼りつけたシールの厚み、ですかね。 最初はそのシールの断面が指にひっかかる感じがして、 それが妙に気持ち悪かったんですけど、 ちょっと使ったら指が慣れてきたのか、 シールの断面がスレて滑らかになってきたのかは知らないですけど、 あんまり気にならなくなってきました。

 私は US キーボードと JIS キーボードを両方使ってます。 この両者は、アルファベット部分のキー配列は同じなんですけど、 記号部分がちょっと違ってるんですよね。 なので時々記号を入力しようとして「あれれ?」と思うときがあって、 たぶん そのときがキートップを見る確率がいちばん高いときなんですけど、 このシールの記号の部分はねー、ちょっとねー、 上でも書きましたけど、貼れないですよねー。 それが残念。

 現在の段階では、まだ「買ってよかったなあ」と実感する経験は してないんだけど、少なくとも「買って損した」とか 「もう二度と買わない」とかいう気持ちには全然なってないことは 確かですね。まあ、そのうち、いろんな人にこれを使わせてみる 機会がやってくるはずですので、 そのときにどういう感想を持たれるのかは興味ありますね。

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後日談

この「ヨクミエール」シール、2009/1に販売終了になってしまいました‥。

 代わりになるものは何かないかと思って、ちょっと見てみたんですけど。 あまりないですね‥。右に紹介している「でか文字シール」も、 「ヨクミエール」と比べるとイマイチです。

 何が違うか? というと、やっぱキートップの手前部分ですよね。 イワタデザインとか、ヨクミエールなどはそこも使って文字を表示してますので、 単にキートップだけに文字を表示するよりも、さらに文字を大きく、見やすく 表示できるんですけど。でもそれをシールにした場合、ここで私が書いたように 「シールがすぐに取れてくる」、また「ノートパソコンで使おうとすると、 キーボードに奥行きが無いため、シールがうまく貼れない」などの 問題も出てくるんでしょうね。個人的には、パソコンに慣れない人が、 敢えてわざわざ使いにくいノートパソコンを使うのはナンセンスだと 思いますけど、まあ、最終的には 何使おうが 本人の勝手ですから‥ (追記 2014/4)



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