2011年まで「俺的な非 UN*X 環境をめざして」という題でしたが、 「UNIX系」と「非UNIX系」の区別がだんだん難しくなってきましたので、 あれこれ区別しないことにしました(^_^;
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録画したDVDとかビデオテープを減らしたい、でもせっかく 録画したのを捨てるのは勿体ないと感じることも‥ということで、 中身を動画ファイルにしてモノを捨てる、という作業を時々行います。
ここで使っているソフトなど:
ということで、いろいろ調査を行ってみたところ。結論からいえば、 コーデックの問題ということがわかりました。 よく知られているとおり、Windows上でMPEG-2の動画を扱うためには、 Microsoft以外のどこからか「MPEG-2用のコーデック」を持ってこないと いけない訳ですが。私が使っている環境では、PCastMVのセットアップの際に バッファローご謹製(?)のMPEG-2コーデックがインストールされますし、また VideoStudio 7 をインストールするとUleadご謹製(?)のMPEG-2コーデックが インストールされる訳です。つまり、この2つをインストールすると、 バッファローとUleadの合計2つのMPEG-2用コーデックがインストールされる という感じになっているようです。んで、いろいろ調べてみますと、 私の手元の環境では どうも VideoStudio 7 がMPEG-2動画を読み込む際に、VideoStudio 7 と一緒に インストールされたUleadのMPEG-2コーデックを 使えばよいものを わざわざバッファローご謹製(?)のコーデックのほうを使ってしまうため、 そのコーデックと VideoStudio 7 との相性が悪くてハングアップ状態になって しまう、そんな感じのようです。
では、なぜVideoStudio 7がバッファローのコーデックを使ってしまうかというと、 DirectShow というやつのメリット値というやつが関係しているようなのです。 Windowsでは、すべてのコーデックに「メリット値」というやつが付いていて、 同じ種類の動画形式(今回の場合だとMPEG-2)を扱うコーデックが複数ある場合、 メリット値が大きいやつから順に試してみるようになっているようです。 なので今回の場合、バッファローのコーデックのメリット値のほうが大きいため、 VideoStudio 7 も Ulead のコーデックを使う前に、バッファローのコーデックを 使ってしまい、それで相性問題でハングってしまっているのでしょう。 (不思議なのは、カノープスの装置で読み込んだMPEG-2ファイルはバッファローの コーデックでも読み込めることです。PCastMVよりコーデックとの相性が良いのか。 さすがバッファロー‥)
というわけで、あとは如何にしてバッファローのコーデックのメリット値を下げるか、 という話になるのですが。ここで出てくるのが "DirectShow Filter Tool"[Click]と いうソフトです。これで "MPEG2 Video" におけるバッファローの コーデックのメリット値を下げて、それでPCの再起動‥したかしなかったか 忘れましたけど、それでまた VideoStudio 7 でPCastMVが吐いたMPEG-2ファイルの 読み込みができるようになりました。ビバ!
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