2011年まで「俺的な非 UN*X 環境をめざして」という題でしたが、 「UNIX系」と「非UNIX系」の区別がだんだん難しくなってきましたので、 あれこれ区別しないことにしました(^_^;
[前] NAS壊れた‥ (4年ぶり2度目) 2018/03a |
[Table of Contents]
動画変換ツールでほぼ最強といえそうな FFmpeg を使ってみます。 最強のくせにフリーなんて最高じゃん! しかもWin用もMac用もあるし‥とは思うんですけど、 GUI的なユーザーインターフェースがないうえに、機能が多すぎて オプションが複雑すぎて何が何だか‥というのが弱点。
なので自分がやったノウハウを忘れないうちメモメモ。
[Table of Contents]今回つくる動画は、縦横比を 1:2 にしたいと思います。そこでまず 元動画から指定した部分だけを切り出す crop の操作を行いたいと思います。
こんな感じに書いてみました。
ちなみに -vf オプションの指定について、ここでは crop というやつを使いましたけど、
他にも何やら大量にあるみたいで、現状ではちょっと私の手に余ります(^_^;
とにかく、ここでいろんな変換フィルタによる処理を指定できるみたいです。
これ以外に私が割とよく使うのが -ss と -t です。たとえば以下:
「43秒目から1:53秒目までを切り出して」とする場合はこう:
こうして作成された動画を見てみて、気にいる(まあガマンできる)感じになってるかどうか 確認します。
[Table of Contents]前のステップで作った a.mp4 から Animated GIF を作成します。こんな感じです:
あとここで大事なのは -r オプションです。ここでは 3 を指定してますけど、 つまり「1秒で3コマに」という感じです。正確さを必要としたいときは -r 30000/1001 と 分数表記にすると良いとか書かれてるみたいですけど、まあ、そこまで正確である必要は ありませんでしたから‥というか「1秒で3コマ」はかなりのパラパラ漫画な感じになります (右に動画があればそれがそれ)。 動画の場合、この -r の値をどうするかでファイルのサイズがかなり変わってきますので、 サイズを決まった量以下におさえたいときは -r の指定に難儀するかもしれません。 (ちなみに日本での(?)一般的な動画のフレームレートは 29.97らしい)
あとファイルサイズに影響するのが動画の大きさです。すでに上のステップで 600x300 サイズに調整済ですけど、さらに動画表示サイズ(とともに動画のファイルサイズ)を 調整したいときは以下:
ImageMagick パッケージに 含まれてる convert コマンドを使います。こんな感じ:
逆に Animated GIF を画像群にバラすときは +adjoin オプションを使うと良いらしいです。
[次] curlでFTPS 2017/11a |