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摩訶摩耶經

摩訶摩耶經 (大正No.0383,Vol.12 [SAT];曇景譯)の大雑把訳です。

(まだ準備中です)


[前] 仏去りし後

かくて仏法は滅尽せり

 「千百年後。比丘たちは世俗の人らと同様、妻帯します。 大勢の前で戒律(毘尼)を誹謗します」

 「千二百年後。比丘比丘尼たちは梵行を行いません。息子を比丘に、 娘を比丘尼とします」

 「千三百年後。色のついた袈裟はなくなり、みな白くなります」

 「千四百年後。仏弟子たちは猟師のように殺生を楽しみ、 三宝の品物を売ってしまいます[c19]」

 「千五百年後。倶睒彌国の三蔵という比丘が説法により五百人の弟子を従えます。 また羅漢という比丘がいて、かれも持戒により五百人の弟子を従えます。 ある十五日の布薩の日、羅漢比丘が高座にて清浄法、 すべきこと、すべきでないことについて説きます[c22]。 三蔵比丘の弟子は羅漢比丘にこう言います:『今のおまえの身口ともに 汚れきっている。何故そんな いい加減な話をするのか』と。 羅漢比丘は答えます:『私は身口意ともに清浄を保ち続けており、 何の過悪もない』と[c25]。これに三蔵比丘の弟子はカッとなり 高座にいた羅漢比丘を殺してしまいます」

 「すると羅漢比丘の弟子が言います:『わが師の説法は理に叶っているのに、 何故わが和上を殺したのか』と。そして鋭利な刃物で 三蔵比丘を殺してしまうのです[c28]。 天竜八部で憂悩せぬものはありません。 悪魔波旬、そして外道どもは大喜びして、競うように塔や寺を破壊し、 比丘たちを殺害します[1014a01]。 一切経蔵はみな鳩尸那竭へと移され、それをすべて阿耨達龍王が持って 海に入ります。」

 「こうして仏法が滅尽するのです。[a03]」

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