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仏説預修十王生七経

成都府大聖慈寺沙門 蔵川述『仏説閻羅王授記四衆逆修生七往生浄土経』
(十王生七経、預修十王経)の大雑把訳です。 底本は [CBETA] の 電子テキストです。

本経と関係が深いと思われる [ 仏説地蔵菩薩発心因縁十王経(地蔵十王経)の大雑把訳はこちら ]


 

琰魔王の授記

預修十王生七経

つつしみて閻羅王預修生七往生浄土経を詠みあげる。有縁のものは 五会にてこの経を詠み讃し阿弥陀仏を念じることを勧める。

成都府大聖慈寺沙門 蔵川述
仏説閻羅王授記四衆逆修生七往生浄土経
  ほとけさま 涅槃に臨む その時に 天霊地祇を 呼びお告げ
  未来世に 琰魔の王が 仏になる そして生七 預修の教え

 私はこう聞きました。

 仏が鳩尸那城の阿維跋提河のほとり 婆羅双樹の間にて、般涅槃されようとする時でした。 そのとき仏身が光を放ち、人々を照らしました。 菩薩摩訶薩たち、天龍神王、天王帝釈、四天大王、大梵天王、 阿脩羅王、大国王たち、閻羅天子、大山府君、司命司録、 五道大神、地獄官典らが皆参上し、世尊に敬礼合掌いたします。

  そのときに 仏が光明 放たれた 龍・鬼・人・天 みな照らされた
  出家者も 諸天・冥官 みな照らし 皆集まりて 仏に敬礼

 仏は告げられます。「閻羅天子は未来世、仏となろう。その名は 普賢王如来であり、その仏国土の名は華厳である」

  仏世尊 ここで予言す 閻羅王 遠からぬうち 仏陀に到達
  その国は きらびやかにて 清浄で 修行にはげむ 菩薩が大勢

 そのとき阿難が仏に申し上げます。「世尊。閻羅天子は何故 冥界を仕切っているのでしょうか。そして何故、今ここで成仏の予言を 受けるのでしょうか」と。

 仏は仰せ。「冥途の王となったのには、二つの因縁あり。 (1)不思議解脱不動地菩薩であった時(?)、地獄苦にあえぐ者たちを 導きたいと欲したから。それゆえ琰魔等王の姿を取ったのだ。 (2)いろんな過去世で戒律を破っていたから琰魔天の中に落ちてしまい、 大魔王となり、鬼たちを管轄し、閻浮提にて十悪五逆の 一切罪人を牢獄に閉じこめて昼夜なく苦しみを受けさせたり、 輪廻のなかで業の果報をその身に受けさせたり、 生まれた者は必ず死なす、と。これらを仕切っているのだ。 しかし今この琰魔天子はその因縁が熟すところだ。それゆえ私は予言するのだ。 来世は宝円となり、大菩提を得るだろう。疑うべからず」

  慈悲あふれ あまねく示す 魂よ 六道輪廻は 止められぬもの
  苦をのがれ 安楽思えと 知らすため ゆえに閻羅は 姿あらわす

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