PC系セットアップ覚書

[ImageMagick] sigmoidal-contrast オプションを使ってみる 2013/07a

風景など、いわゆる普通の写真の画像ファイルのコントラストを調整したいとき、どうやら linear-stretch オプションは役に立たない感じです。そこでまた調べてみたところ、 どうやら画像ファイルのコントラストを ImageMagick で調整したいときは sigmoidal-contrast オプション:

-sigmoidal-contrast contrastxmid-point

このオプションを使うといいみたいです (コントラストを強調したいときは -sigmoidal-contrast、コントラストを落としたいときは +sigmoidal-contrast を使うとよいみたいです)。

コントラストを強調したいときは constrast の値を大きめ、 全体を明るめにしたいときは mid-point の値を小さく、 暗めにしたいときは mid-point の値を小さくすればいい。‥そんな感じみたいですね。

ということで、とりあえず、やってみましょう。 右図に示した風景ファイルを使って変換操作をしてみます。

constrastを1にした場合。 左からそれぞれ、mid-pointを5,10,20,50,80,90,95に した場合の変換結果。
constrastを2にした場合。 左からそれぞれ、mid-pointを5,10,20,50,80,90,95に した場合の変換結果。
constrastを3にした場合。 左からそれぞれ、mid-pointを5,10,20,50,80,90,95に した場合の変換結果。
constrastを5にした場合。 左からそれぞれ、mid-pointを5,10,20,50,80,90,95に した場合の変換結果。
constrastを10にした場合。 左からそれぞれ、mid-pointを5,10,20,50,80,90,95に した場合の変換結果。

‥ contrastは2か3あたりが適正値という感じでしょうか。マニュアルには 「20だと大きすぎ」とあるみたいですけど、実質10でも大きすぎな感じです。