明治7年の雪降る夜、 神奈川県(当時。現在は東京都)八王子 東京監獄八王子分監 にて生を受けた一人の女児。 この女児が、血塗られた運命のもと修羅の道をあゆむ人生を送るのです。
女児の名は、雪。やがて雪は成長して暗殺稼業(?)につき、 修羅雪姫を名乗るようになります。
舞台は明治24年。
雪(梶)は、何かよくわからないが全国に巨大なネットワークを持つ 差配人の松右衛門のもとを尋ね、人探しを願い出ます。 探すのは3名。
この3人は一体何をしたのか? それと雪がどう関係してるのか??‥ ちょうどその時、雪の父親が古市村の小学校教師として赴任してきた らしいんですけど。当時は「白装束の男が徴兵しにやって来る」という 噂があり、それゆえ白装束の余所者は忌避の対象になってたらしいんですけど。 雪の父はその噂を知らなかったらしく、白装束で村にやって来たところ、 件の儀四郎ら4人に襲撃され問答無用で惨殺されちゃったんですね。 そして父と一緒に村に来た雪の兄も惨殺され、 雪の母親(赤座)は4人に凌辱されまくり‥。なるほど。
でも何故殺したの? という話になると、つまり そうやって村人たちの危機感をあおり、規定の金を払えば徴兵に 行かなくてもいいぞ、と村人から金を巻き上げてトンズラこいた みたいです。んで4人のうち正景徳市は 雪の母を気に入ったらしく雪の母をつれて東京に逃げたんですけど。 そこで雪の母は正景徳市を殺して一人に復讐を遂げた、と。
でも雪の母はそこで警察に捕まってしまい、それ以上の復讐が できなくなっちゃうんですよね。そこで娘ですよ。 看守との淫行で孕んだ子・雪に残る3人の復讐を託した訳です。
その後、雪は元旗本の僧・道海(西村)のもとで修羅の修行を重ね、 立派な暗殺者となる訳ですね。
「そなたは修羅の子。俗界の人間ではない。修羅の道にすすむ魔性、 人たる姿を借りた鬼畜外道じゃ。御仏も見放したるほどのな」そして母の二十回忌の日。雪はついに復讐の旅に出るのでした。
武村伴三(仲谷)の消息が判明します。 娘の小笛(中田)と貧乏暮らししてました。しかも伴三は身体を壊していて、 娘の小笛に頼りっぱなしです。 自分の身を売ってまで父を支える健気な小笛の姿に、 雪の心はちょっと揺れてるみたいですけど。でも、それはそれ。
「赦しもしないし助けもしない!」‥無事に伴三を死出の旅に出発させるのでした。
次に判明したのが、塚本儀四郎の行方ですけど。 しかし儀四郎はすでに亡くなっていました。がーん。 憤懣やる方ない雪でしたが、そんな雪に声をかける一人の男(黒沢)。 恐喝屋とも呼ばれる、新聞屋の 足尾龍嶺という男です。雪に興味津々のようです。
足尾は、雪の師・道海から雪のことを聞き、 小説「修羅雪姫」として新聞に連載します。これが大評判。いいのか? ‥いいみたいです。 これで行方が見つからない北浜おこの(中原)をおびき出すのだ、と。 そんな感じみたいです。そして‥案外すぐ出てきましたよ。 足尾が北浜一味に拉致され、拷問される訳ですけど。 お、来ましたよ。雪です。一味の者らを蹴散らして北浜に迫りますけど、 惜しい。すんでのところで逃げられ、首を吊られてしまいます。 復讐失敗? いや実質成功ですよね。これで雪の復讐は終わり‥
‥じゃなかったみたいです。 塚本儀四郎(岡本)は生きていたのです。 生きてるだけじゃなく、なんか日本政財界の重要人物になってるみたいです。 そして足尾と塚本は知り合いのようです。どういうこと? そして雪は復讐を完遂できるんでしょうか。
(^_^;
でも雪の子役ちゃんの表情は良かったと思いますよ。
(^_^;
出番ほとんどないなんて!!
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