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現代日本における外道ども

現代日本における「外道」の用例で、気付いたものを集めてみました。

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Comic::実は私は(2013)

増田英二「実は私は」というマンガで「外道」を見つけました。 『週刊少年チャンピオン』2013年10号(2月21日号)です。まずは以下に用例を:

「校内外道ランキング / 堂々1位 / 朱美みかん!! // 誰も興味を示さ / なかった 校内新聞を / ゴシップで埋めつくし / 購読率70%にまで / 引き上げた女 // その動機は「皆が / 欲しい情報を提供する」 / とか「真実を追求する」 / とかじゃなく… // 人の嫌がる姿が / 至高という / 外道クイーン!!」 (週刊少年チャンピオン2013-10.,p.213)
‥なんかつい「解説ご苦労様」と私まで言いたくなってしまうほどです^^。 他人の嫌がる姿が蜜の味、だから外道、という感じですね。

 なお。この後の展開で、主人公が「記事も好きに / 書いてくれ!! // おまえの / 新聞に載れて / 嬉しいよ!!」(p.233) と言ったところ、結局 泣き出して

「覚えてなさい / よ!! / どチクショウ // 今度はもっと / えげつない秘密 / 暴いてやるん / だから!!」(p.236)
‥こんな感じの反応を示し、 せっかくの主人公に関するスキャンダルを学校新聞に掲載するのを放棄しています。 これは「他人の嫌がる顔が蜜の味」という設定を強調してますよね。

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