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現代日本における外道ども

現代日本における「外道」の用例で、気付いたものを集めてみました。

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TV::光の戦士ダイヤモンドアイ(1973)

以前から、知ってはいたんですよ。

 しかし、なかなか映像を見ることができなくて、ずーーっと保留していたんですけど。 このままでは永遠に保留したまま終わってしまいそうなので、 中途半端ながら、ここで紹介させていただきます。

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外道照身 霊波光線

作品は 「光の戦士 ダイヤモンド・アイ」[Wikipedia]というものです。1973(昭和48)〜1974(昭和49)年の作品のようです。 私も大好きな 「愛の戦士レインボーマン」の後番組ですね。

 どんな感じで「外道」が使われているか。とにかく見てください:

げどうしょうしん れいはこうせん
外道照身 霊波光線!
ヒーローが放つ「必殺技」の一つ、そんな感じです。

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外道照らして正体やぶる青き光

ただこの「外道照身 霊波光線」は普通の必殺技とちょっと違います。 それは何かといえば。相手を痛めつける技ではないんです。

 人間の姿で悪事をはたらく悪者ども。それを見つけたダイヤモンドアイが 「外道照身 霊波光線」をピーーッと浴びせるんです。するとどうでしょう。 悪者どもの正体‥「前世魔人」どもの本当の姿が 丸見えになってしまうのです! じつは怪人じゃん!! と。

 こうして前世魔人の姿が明らかになったところで、ダイヤモンドアイは こう言うのです:

「汝の正体みたり! 前世魔人○○!」
これに対し前世魔人が「ばぁれたかぁ~」と答えるのが、いつものパターン ‥‥みたいです。私も本作はほとんど見れてませんので、 このへんは [ Wikipedia の該当項目 ] からの知識でしか知りません。残念‥

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外道は憑物的な?

ここまでの流れで「外道照身」のほうは、なんとなく、わかったんですけど。 「霊波光線」の「霊波」って何なのか? というのは全くヒントなしなので 見当もつきません。‥まあ、「外道照身 ○○光線」というのが良さげだなー、と 考えて、でもその「○○」のところに何を入れようか悩んだ末、 意味不明ながらなんかソレっぽくてスゴそうな「霊波」という言葉を 思いついて入れちゃったとかその程度ですかね。

 他方の「外道」について。ドラマをほとんど見てないので 単なる憶測にすぎないんですけど。 「仮の姿で人をだます妖怪がいたとしても、 『正義の光』を浴びせると全部明るみに出る」ということですよね。 なんかキツネに騙されたとか、そういうパターンの状況が 想定されてるんじゃないかと思います。それを考えると、 ここでの「外道」というのはアレですかね。キツネとか犬神系のやつ。 日本の民俗学系で見ることができる、 石塚(1959)『日本の憑きもの』などで紹介されている「憑きもの」的な用例ですかね。 (このリンク先のページ、そのうちもっとちゃんと整備しないと‥と思いながら、 ものすごく長いあいだ放置してます(-_-))

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