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現代日本における外道ども

現代日本における「外道」の用例で、気付いたものを集めてみました。

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Music::ロックバンド「外道」(1998)

外道という名前の、ロックバンドがありました。‥と思ってましたけど、 ロックバンドがありましたし、今もあります、と書いたほうが正しそうですね。


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どのへんが「外道」?

Wikipedia[Click]によると、 「バンド名の「外道」は、加納が警官に「この外道!」と叫ばれたことから命名された」そう です。んー。文脈がわからないからアレですけど、たぶん「クサレ外道」系な 意味での罵倒が元ネタという感じでしょうか。

同じWikipediaのページを見ていると「ステージ衣装に着物、ステージに鳥居、万歳三唱、三三七拍子などのパフォーマンスがうけ」とあります。「ステージに鳥居」といったあたり、 仏教的なものを排して‥‥なんてのは考えすぎだよな。ヘタな考え、休むに似たり。

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「外道」という名前はおもいっきりロックだった!!

『rockin'on』,1998/12 号, pp.188-9. の 「渋松対談Z -- 渋谷陽一VS松村雄策 // 70年代にもエレカシやミッシエルはいたんだよ! // ロック界の「村八分」こと渋谷と「外道」こと松村、ジャパニーズ・ ロック闇の時代を生き抜いた彼らが、ついに魔界転生すべき時代が やってきた!? ……のか? 新説「ロック30年輪廻論」をとにもかくにも 拝聴せよ」というタイトル(長い!)がつけられたコーナーにあった文を紹介させて いただきます。

渋谷 -- (略) あのビートルズでさえ日本のポップ・シーンの後進性には勝てなかったんだもんな。
松村 -- 村八分や外道よりは盛り上がってたけどな。
渋谷 -- でも村八分とか外道とか、バンド名が凄かったな。思いっきりロックだよな。
松村 -- 直球だよな。パンク時代、似たようなグループ名が出て来たけど、ちょっと変化球入ってたよな。
(「渋松対談Z -- 渋谷陽一VS松村雄策」『rockin'on』,1998/12 号, p.189c)

「外道」という、ある種タブーとなってそうな言葉をストレートにバンド名にしてしまう あたり、何だかグダグダ回りくどく行くんじゃなくて、核心部分をダイレクトに行っちゃう、 つねに直球勝負、といったあたりが「ロック的」ということですよね。 このページ的には、ここでは「外道」はタブー的なものという意味で使われている、と いうことにしておきましょう。

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