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PC系セットアップ覚書

2011年まで「俺的な非 UN*X 環境をめざして」という題でしたが、 「UNIX系」と「非UNIX系」の区別がだんだん難しくなってきましたので、 あれこれ区別しないことにしました(^_^;


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PCの起動を早くしたい! 2008/11b

PC のスイッチを入れるときは、とにかく すぐ 使いたいという 状況が多いです。ですので、何かよい「一刻もはやく使えるようにする」 方法がないものか、ずっと考えていました。

PC を早く起動するための常道といえば、やはり「スタンバイ」「休止」 「スリープ」などの機能を使うことでしょうか。 それ以外にも、邪魔な機能などを Windows システムから削除する、 つまりシステムを最適化することで起動を高速化、という 方法もあるようです。‥‥ただし私の中では、自分のPCだけでなく、 不特定多数の人が使うPCも あわよくば同じ方法で高速化したい という野望も持っていますので、システムの最適化ではなく、 「休止」をいかにしてうまく使うかがポイントだよなあ、とは 思っていました。

そしてついに。思いつきました。仕組みは簡単です。

PCが起動し終わったところで休止しとけばいいじゃん。
つまり、PC を使い終わったときに「シャットダウン」を選択するの ではなく、「再起動」を選択する⇒PCが再起動⇒再起動し終わった ところで自動的に休止状態に、とすれば実質PCの起動が早くなるじゃん、 ということですね。‥え? そんなことしなくても、単に 「休止」にすればいいじゃん、と思う人もいるかもしれません。 まあ、自分しか使わないPCならそれで十分なんでしょうけど、 私の周囲にある「共用PC」の場合、「瞬快」とか「Pro Magic Plus」とか 所謂「システム復元ソフト」を入れての運用(ネットカフェもたぶん 同じ感じですよね。私がよく行く店では「瞬快」を使ってました)、 つまり、 誰かが使い終わる⇒PC再起動⇒マッサラな環境で次の人が使う、 という流れになってますので、使い終わったらPCを終了させるか、 再起動してね、というのが掟のようになっているのです。 んで、共用PCにこの枠組みを実際に投入するかどうかは今後考えるとして、 とりあえずそのへんのことを念頭において仕組みを考えたい訳なのです。

さて。ここでポイントとなるのはまず「PCが立ち上がったところで PCを休止状態にする」方法についてです。 Vector を探してみたら beesknees さんという方が作った shutdown という名前のソフト[*] を見つけました。GUI を使わずコマンドラインで一発実行、というのは 今回の目的にはピッタリなので、今回はこれを使うことにします。

「スタートアップ」 (C:\Documents and Settings\user\スタート メニュー\プログラム\スタートアップ) に以下のようなバッチファイルを入れてみます。

@echo off
cls
set BIN=D:\HOME\usr-local\bin

%BIN%\echo -n "Press C-c in 10 seconds; otherwise I will sleep."
%BIN%\sleep 10

%BIN%\echo zzz
rem %BIN%\shutdown_____\shutdown.exe -s
%BIN%\shutdown_____\shutdown.exe -u
cls
%BIN%\echo Good Morning!
%BIN%\sleep 3
exit
ここで D:\HOME\usr-local\bin で示したディレクトリには、 UnxUtils に含まれるコマンド群がブチ込まれており、また その下の D:\HOME\usr-local\bin\shutdown_____ という フォルダに、Vector から取得した shutdown のコマンドを 入れておきます。 
バッチファイルには sleep 10 とか書いてありますが、 もし起動直後に休止したくないときに、ここで バッチファイルを止められるよう仕組んだ罠(?)です。 これで細工はOK。さっそくPCを起動させてみます。

‥‥‥ PC起動した。‥‥ お、休止した。‥‥ PC立ち上げてみるか。 ‥‥お。立ち上がりが一分くらい早くなった(Win2000)気がするぞ! (^o^)



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