2011年まで「俺的な非 UN*X 環境をめざして」という題でしたが、 「UNIX系」と「非UNIX系」の区別がだんだん難しくなってきましたので、 あれこれ区別しないことにしました(^_^;
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USBメモリが壊れました。
前回同様、いつの頃からか USBの接続口が ひん曲がってきて、そのうち 接続不良‥というパターンです。
前回壊れたUSBメモリは、そのまま「生活ごみ」として処分したんですけど。 いつのまにかできていた 「小型家電リサイクル法」(環境省) によれば、 USBメモリも立派なリサイクル対象品の一つに指定されているみたいです。 なので今回はゴミとして処分するのではなく、 リサイクルに回そうと思います。
しかしその場合、USBメモリに記録されていたデータの流出問題というのが 気になってくる訳なんですけど(関連:[PC] 削除しても消えてないデータ)。 とりあえずファイル全部を消したあと、なんか無意味なデータを USBメモリいっぱいに書き込んでしまえばいいはず‥と思い、 以下のような 「無意味なデータでディスクを埋めてしまうバッチファイル」 を作りましたので、ここで紹介させてもらいます。
「バッチファイルは、ここをクリック!」せっかく作ったものですので、興味がおありの方はどうぞ。使ってみてください。 [Table of Contents]
y2014-disk-ume-bat.txt
になっていると思いますが、
これを「メモ帳」などで開きます。ファイルの上のほうにset GB=2
とか
書かれていると思いますが、ここで自分が処分しようとするUSBメモリなどの
容量(ギガ)を記入してください。GB=と数字の間には、空白は入れないでください。
また、数字以外は書かないでください。容量は「だいたいこんな感じ」というのでOKです。
よくわからないときは、とりあえず大きめに設定してみてください。
(大きめの数字を設定すると、動作終了まで ちょっと時間がかかるようになります。
少なめの数字にすると、USBメモリなどが一杯になってしまう前に動作終了してしまい、
全然うれしくありません)
y2014-disk-ume-bat.txt
になってますが、これを
y2014-disk-ume.bat
にします。ポイントは、ファイル末尾にある
.txt
を.bat
に変更することです。
「拡張子を変更すると、ファイルが使えなくなる可能性があります」と言われますが、
それでもファイル名を変更してください。拡張子を含めたファイル名の最後が
.bat
もしくは .BAT
になってないと、
バッチファイルとして動作してくれないからです。
y2014-disk-ume.bat
をダブルクリックします。これで
USBメモリの埋め立て作業が開始されます。終了まで待ちましょう。
^^;
)
このバッチファイル、いったい何をしてるのか? というと。 まず 16KB, 1MB, 128MB というサイズが異なる、どれも 中身にほとんど意味のない3つのファイルを生成します。 (生成された 16KB のファイルを開いてみれば、わかると思います。) そしてまず、128MB のファイルを、ひたすら書き込みます。 それが終わったら 1MB のファイルを、ひたすら書き込みます。 そして最後に 16KB のファイルを、ひたすら書き込みます。
これらの作業により、無意味なデータでディスクを一杯にしてしまいます。 [Table of Contents]これで「個人情報保護」という点からすれば、かなり安心になるんじゃないかと思いますけど。 でも決してこれで完璧という訳ではありません。
なぜなら。ディスクには「クラスタ」、つまり それぞれのファイルに割り当てるディスクスペースの単位というのがあって、 そのサイズがディスクによって違っているからです。 なのでクラスタサイズが64KBになっているディスクに16KBのデータを書き込んだ場合、 データを書き込んだ16KBのところは「無意味なデータでの上書き」ができてるんですけど、 残りの48KBの領域は「無意味なデータでの上書き」ができてない、 そんな感じになってしまいます。やばいですね。 ディスクを無意味な中身のファイルで一杯に埋めつくしたはずだけど、でも 実際は上書きしてない箇所があちこちにできてしまう、という‥。
‥まあ、そのへんのことまで気になる人、とくに 莫大な金銭と直接関連しているデータとか、 個人あるいは一族の名誉・尊厳・重大な秘密と密接に絡んだデータを 保存していたディスクのデータを完全に消去したい場合は、 こんな安直なバッチファイルではなく、もっと本格的なデータ抹消ソフトの利用を ご検討ください。
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