[ シャンカラさま ものがたり Top]

よいこのための シャンカラさま ものがたり

シャンカラ様は8世紀頃の方です。
 固有名詞など、かなりいーかげんに表記していますが、すこしずつ訂正していく予定です。 ‥と、1996年に書いてましたが、なんか一度も訂正せず放置してます(^_^;

[前] しゃんからさま が つくられた がっこう

しゃんからさま の おしえ

インド哲学のなかで中心的な 3 つの学派としてアドヴァイタ、 ヴィシシタードヴァイタ、ドヴァイタがあげられます。 これらの学派はそれぞれ、シャンカラ様、ラーマーヌジャ様、そして マドゥヴァ様が最も中心的な論者とされています。ここで、ちょっと、 アドヴァイタの基本的な内容について勉強してみましょう。

  • 本当の先生というのは、ヴェーダの中で述べられていて、罪のない、 欲望を持たない、ブラフマンを知るものである。
  • このような先生を熱心に尊敬し、休むことなくお尽くしすることにより、 弟子は自分自身を理解することができる。
  • 子供のころは遊んでばかり、若い頃は恋人との愛情に溺れてばかり、 年をとってからは若い頃を思いだしてばかり。ああ! 誰も本来の「高次の」自分自身を懐かしがることをしない。
  • 財産を増やしたいという欲を持つことはやめろ。よき考えを養え。 正しい物事に専念せよ。自分が獲得したものに満足せよ。
  • 自分の財産や友人、若さを自慢すべきできない。まばたきするほどの 時間がたてば、それらはすべて失せてしまう。この世界に執着してはならぬ。 それは幻影なのだから。すぐに、ブラフマンを理解し、その中に没入するよう 試みるべきである。
  • 心が鏡のように純粋になったとき、知識がそこに映しだされる。 だから心を純粋にするよう努力すべきである。
  • 「完全なさとり」を体得したヨーガ行者は、知識の眼によって、 世界全体が自分自身に他ならないことを見て、一切のものが自分自身であると 理解する。
  • 欲望をおさえた結果、知識が獲得される。この知識は、 感覚的なよろこびを無意味にさせるものである。 これは自分自身についての至福の体験へと誘い、これにより、人は 平穏へと達するのである。正しい知識を獲得することにより、 その人はブラフマンに他ならないことを知り、 その人は生死という束縛から完全に解放されることになる。
  • 「アートマン」こそが絶対的な存在であり、 不断の修業なしに、知識と至福に到達することはできない。よって 知識を追究するものは、求めるゴールに到達するため、 自分自身あるいはブラフマンあるいはアートマンについて、 暝想しなければならない。
  • 心、感覚器官などは、アートマンによって照しだされているだけなのだ。 あたかもジャーやポットがランプに照されるように。しかし それらの対象はそれ自身を照すことはできない。
聖シャンカラ様はこう仰せになっています。
「私は、韻律詩の半分だけで、数えきれない聖典の中で説かれている内容に ついての説明をしてしまおう。それは次の言葉である。 『梵だけが 真実在で 他は偽 個我こそ梵で 他で無きに候』」

「よいこのための シャンカラさま ものがたり」おわり
[次] *参考文献(種本)*