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久保田三十三所 (札打)

The 33 Kannons of Kubota (Akita City) and "Fuda-uchi".


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「秋田」と「久保田」

(Brief summary in my poor English) Don't confuse "the 33 Kannons of Akita"[URL] and this one. The temples of "the 33 Kannons of Akita" are picked up from whole Akita Prefecture. On the other hand, the scope of this 33 Kannons of Kubota is limited in Akita City, which was called "Kubota" in Edo period.

現在、たぶん正式名称は「秋田西国三十三観音霊場」というものだと思います。 街中の看板などにはそう書いてありますから。しかしそれはおそらく割と最近になってから 名付けたものじゃないかと思われます。 秋田市内では今でも「ふだらく」が、たぶん 最も通用する名称と思われますし、 また 古い書物を見てみても、 おそらく私が見た中では最も古い資料とおぼしき『秋田名所記』には「久保田三十三所」、 菅江真澄は「くぼたふだらく」‥など、 名称が一定していません。

 さらに面倒なことに、「秋田の三十三」といった場合、これとは別に 「秋田六郡三十三観音」あるいは「秋田観音霊場三十三ヵ所」 [URL]というものが存在しているため、両者の区別が非常にややこしくなります。 ちなみに、こちら(本ページで扱うほう)は現在の秋田市中心部に限定された「三十三観音」、 あちらの「秋田観音霊場」は現在の秋田県ほぼ全域をエリアとした「三十三観音」です。

 そこで。本ページでは、こちらを「久保田」、あちらを「秋田」という感じで 呼び分けることにより、混乱を回避しようと思います[*註]。また、本ページにおいては 「久保田三十三」 「久保田三十三所」 「久保田三十三観音」 「久保田三十三観音霊場」「久保田三十三番札所巡礼」 「久保田補陀洛(くぼた ふだらく)」 ‥といった感じの いろいろな呼び名を用いておりますが、 基本的に「久保田」とつくものは全部同じ、とご理解ください。 それと33を表現する漢字が「三十三」だったり「卅三」だったり、 「札打」が「札打ち」だったりといった表記の混乱もありますが、 それも指示対象はすべて同じとご理解ください。

 また、福島県の会津地方にも「久保田三十三観音」と呼ばれるものが 存在しているようです[1][2][3][4]。 本ページで扱うのは秋田県秋田市にある久保田三十三ですので、お間違えなきよう。

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