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Gematria Checker

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ここに、気になる文字列を、キーボードで入力してみて(半角アルファベット限定):
[例: Hitler] [[注意] コピペはダメです。キーボードで文字入力してください。]
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かんたんな、かいせつ

ゲマトリアというのは、要するに「文字を数字に置き換えて その合計を計算する。するとその数値に何かの意味が見えてくる」という感じのものです。

 ヘブライ語とかギリシャ語ではどうやらゲマトリアは盛んだったみたいで、 その理由として、これらの言語には現代の「1」とか「2」のような 数だけを表現する文字、いわゆる数字ですよね。この数字なるものが存在せず、 ふつうの文字(アルファベット)を数字としても使っていたようで、それゆえ 人の名前を表記した文字列を、数字の羅列としても読めてしまったようです。 ( [ ギリシャ数字、ローマ数字、アラビア数字、インド数字 ] のブログによると、 数字専用の文字は なかった訳ではないが、あまり使われていなかったということのようです。) それゆえ 人の名前などに使われる各文字を使って、 なんか計算めいたこともできちゃうじゃん! というのが大きかったようです。 私も、車のナンバープレートなどを見てると、もうなんか無意識のうちに その4桁の数字を 足したり引いたりしてしまいますので、彼らの気持ちは なんとなく わかります。意味があるから計算したというより、なんとなく計算してるうち、 なんかこれ意味あるんじゃね? と、だんだん思うようになっていった という感じですかね。 ‥という私の妄想はさておき。

数秘術

数秘術
著者:ジョン・キング
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 このような歴史的経緯から、ゲマトリアといえば普通ギリシャとかヘブライという 話になるのですが。このヨーロッパなどに伝わる昔ながらの伝統を引継ぐ、 今風なアルファベットのゲマトリアもあるようです。ということで。 本ページは、その今風なゲマトリアを簡単に計算(変換)してみようというページな訳です。

 今風なアルファベットのゲマトリアには、いくつか種類があるらしいです。 ネット上で得られる いろいろな情報、また ジョン・キング(好田順治訳)(1998)『数秘術--数の神秘と魅惑』青土社 (キング1998) の pp.238--247 にある情報などを参照して作成したのが以下の表です:


せ つ め い
上の表の [A1]とか[C2]とか書かれている箇所にマウスを移動してみてください。 その説明をここに表示します。

 ‥まあ、[B1] ではナポレオンに「皇帝(Empereur)」を付けたら666になった! のに、 [A3] ではヒトラーに「総統(Fuehrer)」を付けずに呼び捨てで入力したら666だ! とか、 [A2] では computer が666!‥てあんた もうそれは人じゃなくなってるぞ とか、 いろいろ気になる点はありますけど。野暮は言いっこナシということで。

 なお [A3] のやつを使った場合、たとえば日本人のヒロミ(hiromi)さんなどは 見事 666 になります。さがせば結構いろいろ見つかりそうです(^o^) ‥‥探してみました:: [姓; 名]。 ついでに 「ラッキーナンバー」という噂もある「358」も調べてみました:: [358姓; 358名]。 (悪用はいやづら)

 上記のとおり[A3]を使うと Hitler (ヒトラー)も666になりますが、本家(?)ヘブライ語で アドルフヒトラーのゲマトリアを計算すると444になるという話もあります[1]。 このように、ゲマトリア計算はどの計算方法を使うかによって結果が全然違ってくるのですが、 じゃあ、どれが一番正しいのか‥‥というのは、私にはよくわかりませんし、 正直あまり興味ないです。いろいろやってみて「おお、これはいい」というのがあれば、 それをイチオシする感じが良いのではないかと‥(^_^)

足したり、かけたり

 ゲマトリアを用いて合計された数値をどう扱うか。よくあるのが、各桁の数字を 足すやつです。たとえば 369 だった場合、これを 369=3+6+9=18=1+8=9 とするやつ。 しかしキング1998はこれには否定的なようで「私の意見では、これらの手順はともに 極端に単純化され、不適切である---言い換えれば間違っている (p.252)」と言っています。 つまり「各桁の数値を足すなんて、単純すぎだろう。嘗めてるのかゴルァ!」という感じのようです。 では、どうするか。「全ての伝統的な体系では、諸因数は解釈の鍵 (p.255)」なんだそうです。 つまり、ゲマトリアの数を素因数分解して、その各数字を見ろ、と。でも、じゃあなんで 現代数秘術では 本来あるべき(?)素因数分解を用いず、足し算を使うのかというと。 たぶん素因数分解が面倒くさいからじゃないかと(^_^;‥ははは。 たしかにこれ、いちいち手作業では面倒くさすぎですよね。

そこで。上でゲマトリア計算を示す際に、

  • 各桁の数値を合計する、現代数秘術での伝統的な方法(18=1+8=9のやつ)を数字の左に、
  • キング1998お勧めの、数値を素因数分解する方法(18=2x3x3のやつ)を数字の右に、
それぞれ示すことにします。ただし素因数分解については、 対象となる数値が大きくなってくると解析を途中で放棄しますけど(^_^;。 なので、たとえばゲマトリアによる数値計算の結果が 18 であったばあい
(9<=) 18 (=>2x3x3)
こんな感じに表記するようにしてます。‥ただ、素因数分解して、それでどうしたらいいの? というのは よくわからないので、そのへんのところは とりあえず放置です。

調査中のもの

神聖ローマ皇帝フリードリッヒ2世(1194--1250)、この皇帝はローマ教皇と ムチャクチャもめていた皇帝らしいんですけど、この皇帝に関して: 「教皇インノケンティウス四世の代に至って、皇帝のプロパガンダの担当者が、 黙示録的な切り札をだした。確立した計算法に従って、「アルファベットのIの数は1、 Nは50でNの語尾形も50、Oは70、Cは100……」と書きつらねた。これで、教皇インノケンティウスの つづり字INNOCENTIUS PAPAの数の総計が悪魔を指す六六六となっても、さして意外ではない。」 (ダミアン・トンプソン(渡会和子訳)(1999)『終末思想に夢中な人たち』,翔泳社. p.77.) ということがあったらしいです。数値がわかっているI,C,N,Oの4文字を見ても、 どういう数字の割当になってるのか、ぜんぜん見当つかないです(-_-) たぶんI,Cはローマ数字そのまま、N,Oは対応するギリシャ文字からの流用、というのは 読めます。けどそれ以外のE,T,U,S,P,Aの6文字は不明。 PAPA「教皇」もカウントするのか、しないのか。それも不明です。




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参考URL


[ゲマトリアをチェックせよ! ver.2012]
TA 2013
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