[Most contents are written in Japanese Language] [Always under construction]

[チラシの裏]

仁義なき戦い (1973,東映)

題名 仁義なき戦い
作成 東映
原作 飯干晃一
監督 深作欣二
出演 菅原文太, 松方弘樹, 梅宮辰夫
封切 1973.01.13



約 100 分のあいだに、あれだけの人数で、あれだけの出来事 (といっても 10 年程度だけど)というのはどうでしょうかね。 ちょっと「詰めすぎ」かな、もったいないな、なんて思ったりも しましたけど。でも面白かったですね。 幹部連中の人間模様が面白いですね。 そんなんで幹部までたどり着けるもんなの?? とつい思っちゃうような。

 ちょっと不満だったのは、人が殺されるとき。 ほとんど撃たれて死んでいくばっかりなのがなー。 これって、やっぱ「これが現実なんだ」ということなんだろうけど、 これよりちょっと前の任侠的なモノみたいな斬り合い、 「ドスで突き合う」感じのほうが個人的には好きなんだけどね。 でもそれはやっぱリアルじゃないのか‥

 ラスト近くで松方が菅原に「わしら、何でこんなことになって しまったんやろなあ」といった内容(うろおぼえ)の台詞を 言ったのが印象に残った。といっても、 あの台詞はけっこう重要な台詞のはずだし、それまでの映画の 内容を振り返ってみてもそれは分かるんだけど、なにせ 展開がバタバタしていたこともあって、 台詞にあまり重みが感じられなかったのが残念だった。 でも逆に考えれば、なんか皆が目の前のことに追われてバタバタしてるうち、 気付いたら こんなところに立っていたオレたち‥という感じなんだったら バタバタした展開の末にこのセリフ、というほうがやっぱリアルといえばリアルか。

 なお。どうでもいいことですが、この映画(正確にはビデオ)を 見てから「なんならー」「ま、ま、座ってつかーさい」とか 言ってしまうクセがついてしまいました:-)


関連(?)情報

[Total pages] [Prev][Next]