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[しおり] 私聚百因縁集4:天竺:十大王 (NDL)

題 [しおり] 私聚百因縁集4:天竺:十大王 (NDL)
日付 2015.9



[Table of Contents]

はじめに

国立国会図書館が保存・公開している 愚勧住信(1257)『私聚百因縁集』。この章(品)単位の『しおり』があると便利かなー」なんて思って 作成してみた「しおり」です。

 また、国文学研究資料館が公開している愚勧住信(1257)『私聚百因縁集』の刊本(国会図書館と同版ぽい) の対応部分も [NIJL] として追加してみました。

 現状、全部で9巻あるうちの4巻分だけです。将来的な増広の予定は‥‥あるような、ないような‥

[Table of Contents]

4:天竺 十大王

目録 十大王
  1. 秦広不動本迹之事 付王子護持之事 [NIJL]
  2. 初江釈迦本迹之事 付高慢長者 [NIJL]
  3. 宋帝文殊本迹之事 付高浄国太子 [NIJL]
  4. 五官普賢本迹之事 付堅陀羅長者 付神前長者 [NIJL]
  5. 閻王地蔵本迹之事 付喬提長者 [NIJL]
  6. 変成弥勒本迹之事 付広盧沙門 [NIJL]
  7. 太山薬師本迹之事 付慈悲女宿命 [NIJL]
  8. 平等観音本迹之事 付東城西城国 [NIJL]
  9. 都市勢至本迹之事 付檀光比丘 [NIJL]
  10. 転輪弥陀本迹之事 付無律比丘 [NIJL]

十王の記述については、関連文献に [ 仏説地蔵菩薩発心因縁十王経 (12世紀?) ] があります。 『私聚百因縁集』は13世紀なので、それよりちょっと時代が後ですね。

 ちょっと気になるのは『地蔵十王経』では 9:都市王 の本地が阿閦仏であったのが 勢至菩薩に変更されている点です。「阿弥陀三尊」との絡みを考えると、勢至菩薩のほうが 都合がよいのはわかるんですけど。『地蔵十王経』が間違っていたのか、あるいは 最初は阿閦仏だったのが勢至菩薩に変更されたのか。‥そのへんのことは不明です。


関連(?)情報

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