2011年まで「俺的な非 UN*X 環境をめざして」という題でしたが、 「UNIX系」と「非UNIX系」の区別がだんだん難しくなってきましたので、 あれこれ区別しないことにしました(^_^;
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同じPC上で、たとえば「仕事用Firefox」と「趣味用Firefox」を切り分けて使いたい、 なんて時には「ユーザープロファイル」を使うとよいらしい。 [情報源] (Firefox Portable を使うという手もあるけど、複数の Firefox を置いておくのはちょっと‥ という場合はこちらが使える、ということで)
コマンドラインから
とオプション付きでfirefoxを実行すると「プロファイルマネージャー」が 起動するので、そこで新しいプロファイル(たとえば hobby)を作成して、 以下のようにして Firefox を起動すると
"C:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox" -p
「もうひとつの Firefox」が起動します。なお、ここで " -p hobby " の部分については「これで hobby という名前のプロファイルを指定してる」 というのはわかると思うのです(なお Linux では -P と大文字にしないといけない みたいです。他のシステムでは -p でも -P でもどっちでもいいみたいです。まあ 混乱を避けるために -P と覚えてたほうがいいのかも。)が、 「-no-remote」というのがナゾです。 「-no-remote」は「複数のプロファイルの共存を許す」というオプションです。 (複数のFirefoxがあがる訳ではないみたいですね。-no-remote をつけて Firefox を 起動させた状態で、別途用意した FirefoxPortable を起動しようとしたら、やはり 「すでに別のFirefoxが起動してるぜ!」と怒られました。) たとえば -no-remote オプションをつけずに hobby プロファイルの Firefox (以後、便宜的に「趣味用Firefox」と呼ぶ)を 起動した状態で、もともとあった Firefox (最初からある "default" プロファイルのFirefox。以後「仕事用Firefox」と呼ぶ)を 起動しようとしても、 趣味用Firefox のウィンドウが一つ増えるだけです。 でも趣味用Firefox で -no-remote オプションを指定していた場合、 すでに趣味用Firefox が起動している状態で仕事用Firefoxを起動させると、なんと 趣味用Firefoxとは別に、仕事用Firefoxが起動してくれるではないですか!
"C:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox" -p hobby -no-remote
これであとは firefox.exe への「ショートカット」を作成して、 そのショートカットのプロパティのショートカットのリンク先を
としてやればクリック一発で「真夜中は別の顔」な Firefox が起動してくれます。
"C:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox" -p hobby -no-remote
なお私は、ふたつの Firefox を使い分けるときに、どっちがどっちかがすぐわかるよう、 それぞれ別の「テーマ」を使うようにしました。たとえば片方は(Win2000なのに) Vista-aero[*] にして、もう片方は(Win2000なのに) iFox Graphite[*] にしてみたんですけど、これだと瞬時にどっちがどっちかわかってよかったです (私の場合 Vista が「仕事用」)。 これ以外だと、 Aquatint Black[*] とか、あるいは Pink 系も一目で「趣味用」とわかって良さそうです。 Walnut for Firefox[*] とかは私にとっては定番ですけど、逆に定番すぎて「仕事用」なのか「趣味用」なのか 瞬時に判別できないので、私の場合、こういう用途では使えないことがわかりました。
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