内容について、順に簡単にチラ裏的コメントしていきます。
夜野トバリがいい味出してる。これだけのネタでここまで 描いてしまうとは、さすが!
文庫版「怪奇診察室」2 にも「カルテ13」として 入れられてまんがな (-_-)
# ということで神輪センセもチョビっとだけ出てくる
でも「恐いこと」は実体的に存在しているのでなく、 その人の心の中にあるんだ、というのは犬木先生ぽくて good:)
いい味出してた 夜野トバリ は2回で終りなのか??
そのかわりに加奈子ちゃん、いや怪子ちゃんが登場ですね(^o^)
「バース・オブ・ザ・ホラークイーン」という企画なんですけど、 ‥‥うーん。やっぱり力ありますねー。すごいなあ。
それはそうと「実はけっこう私と世代が近かったりするのだろうか。 だとすると、ちょっと勝てないなあ (なにを?!)」と思ってたり したんですけど、この「怪子ちゃんシリーズ」がかなり実話に 近いとしますと、私よりけっこー上な世代のようですね。
かなり安心しました(^o^)
うーん。貸本世代だったのか。
意外と古いっすね〜 (^o^;
ということで、やっぱり楳図ファンだったか . . .
走ろうとしてるんだけど進んでない夢って、 私の場合、身体が石のように重くなって足が前に進まない、と いうパターンが多いんですけど、犬先生の場合は足がスカスカと 空回りしてしまうわけですね。うーん、いろんなパターンがあるんですなあ。
汲み取りっすか。古いですね (^o^;
でも、たしかに水洗よりは汲み取りのほうが話のネタには
なりやすかったのは確かだよなあ。だってさ、床の下に
人が入れるほどの大きさで、しかも人がいないはず . . .
というよりは いてはいけない、一種の「空かずの間」のような
タブー的な空間があるわけだからねー。
それはそうと。「昔 トイレに落ちた子がもがいてるところを
次に入った人が 手だけ出ているのを見てできた話じゃないかと思う。
でもお化けよりその方がずっとこわいと思わない?」
. . . こわすぎですよ (^_^;
そんな事件があったら、手が出てた描写よりは、手を出してた
人の名前のほうが残りそうなもんだけど (^_^;;
アンディヌといいルヴナンといい、どこで知識を得てきたんだか‥(^o^;
さてストーリー。自殺した無子が「ルヴナン」となって給食時に学校に 出現し(教室は当然パニック)、誰かの名前を呼ぶ。すると名前を呼ばれた 人間がそのうち死んで、そいつもじきにルヴナンとなって同じような ことをする、と。(教室はさらにパニック) そいで、 なんと一月たらずで学校じゅうはルヴナンであふれかえったそうな そんな中、一人だけ冷静な 夜野トバリ。何なんだ一体..途中でじつは無子はイジメにあって自殺させられたことが明らかになり、 その怨念か? という話になったりする。 (夜野トバリ、いい味出してる..) しかし いちばん必要なのは、何としてでもルヴナン (別名ヴァンパイアあるいは吸血鬼)を撃退することだ。 そして最後になって、撃退方法が明らかになる。それは.. 吸血鬼の血を小麦粉に混ぜてパンにして食べること。 ただし給食時間に教室でパンを焼くのは難しい。でも給食だから パンはあるよね。ということで最後は人間たちが吸血鬼を 刺してその血をすするという光景が‥
まとめ。
「どっちが吸血鬼なのかしらね」「どっちがイジメてるんだか」という オチのもっていきかたが犬木先生らしくてイイです。
また、ストーリーと直接関係がなくて、何のために出てきたのか よくわからない 夜野トバリ というキャラクターが、かなりいい味を出してます。 もうこれで終りなんだろうか?? ちょっと勿体ないような気が。
じつは私が最初に目にした犬木作品がコレ (^o^)
一発でトリコですよ。ははは。
ちなみに文庫版の「怪奇診察室」(2) にも載ってるッス。
池袋から埼玉の何もない町に引っ越したそうで。 今度は「さなぎちゃん」も出てきてるなあ。やっぱりそうか、、# 「うっ、うめずだ、うめず!!」
(^o^)
階段が13段あることを数えてたなんて、よく覚えてるなあ。 それはそうと、小学3年生の頃に 「ビートルばばあ」なんて 言われたなんて... 世代が(もごもご..)
その老婆って何なんだ〜〜
「たたりちゃん」のヨッちゃんって、淳ぺー がモデルなんだろうか?? でもこの「怪子ちゃんシリーズ」ってこの後も続くんですかね。 プロデビューまで是非続けてほしいものですけどね。