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[チラシの裏]

病院坂の首縊りの家 (1979)

題名 病院坂の首縊りの家
企画 角川春樹事務所
原作 横溝正史
監督 市川崑
脚本 日高真也, 久里子亭
出演 石坂浩二, 佐久間良子, 桜田淳子, あおい輝彦, 草刈正雄
公開 1979.5.26



[Table of Contents]

おはなし

昭和26年。

 ある事件の解決後。金田一さん(石坂)が知り合いの推理小説家を訪ねるところ から話が始まります。といってもそこで何か事件が起こる訳ではあり ません。金田一さんはそこでアメリカに行くと言ってます。海外旅行? いやいや現代とは違います。戦後そんなに経ってない時期の渡米です からね。移住の覚悟でしょう。んでパスポートの写真の話になって、 そこで紹介された作家先生馴染みの写真店。そこで事件の幕が開くの です。

 その写真館・本條写真館の主人、金田一さんが探偵と聞くと意外なことを言い出します。 自分は生命を狙われている、その件について内密に調べてくれないか、と。 金田一さん的には半信半疑なようです。

 んで金田一さんが店を後にした直後。金田一さんと入れ替わりにやってきた 一人の若い女性(桜田)が、事件の発端となります。 女性は、姉の結婚写真を撮ってほしいから出張してほしいと言うんですけど。 そのくせ出張してほしい場所のことは言わず、夜9時頃に迎えの者を寄こすから‥とだけ 言ってソソクサと帰るのです。怪しすぎる‥。

 そして夜9時。今度はヒゲの男(あおい)がやって来て、空家だったはずの「法眼(ホウゲン)家の屋敷」に 写真屋を連れて行くのです。不審がる写真屋ですけど。 なぜか天井から風鈴がぶら下がったままの部屋で ヒゲの男と、まるで 夢でも見てるような妙な雰囲気の花嫁(法眼家のお嬢様の由香利(ゆかり)さんに似てる?)の 結婚写真を撮影するのです。

 何やら怪しすぎる‥。なんて話を翌朝、ちょうど写真館を訪れた金田一さんは聞かされます。 ここで法眼家は法眼病院を経営していて、 その近くにある坂が通称「病院坂」、そして法眼家の屋敷では 昭和21年に女性の首つり自殺があったため法眼屋敷は 「病院坂の首縊りの家」と呼ばれていることなどが説明されます。 そうこうしている最中に電話が来て、女の声で「今夜また写真撮影に来てくれ」とのこと。

 そして夜。依頼のとおり写真屋を訪れた写真屋の3名と金田一さんは、とんでもないものを 見つけるのです。例のヒゲ男の生首が、まるで風鈴のように部屋にぶら下がってるのです。 うげえええええええ!! ‥と。そこに誰かいる! と気付いた4名は、そこにいた若い男を 捕まえます。

 翌朝。

 警察と法眼家の人たちが登場します。法眼家の人たち。 弥生奥様(佐久間)、それと田辺光枝・五十嵐滋の母子、まずその3人です。 えーと、法眼家と五十嵐家は親戚関係にあって、滋が五十嵐家に入ったから 法眼家と親戚関係になっていま同居してるとか言ってますよ。 そして法眼家のお嬢様の由香利さん(桜田)。あの写真の花嫁と瓜二つです。ですけど、 弥生奥様も由香利さん本人も別人だ、自分じゃない、と証言します。

 そして。前夜捕まえた男の証言により、ヒゲの男と花嫁の正体が判明します。 二人は「アングリ―パイレーツ」なるジャズバンドのメンバーの 山内敏男、そして小雪の(血はつながっていない)兄妹ということみたいです。 そして捕まえられた男も同じバンドのメンバーで、二人の結婚写真撮影の準備を 手伝わされたみたいですけど、殺人事件のことは全然知らないみたいです。

 風鈴生首殺人事件の捜査に奔走する警察をよそに、金田一さんは 昭和21年の首つり事件のことを調べています。すぐにわかったことは、 昭和21年の事件と今回の事件の背景です。昭和21年に法眼家で首をつったのは 山内冬子。今回、生首になっていたヒゲ男・山内敏男の母親でした。 そして山内冬子は弥生さんの亡き夫・法眼琢也(たくや)氏の妾さんだったのです。 母子二代にわたっての法眼家への恨みゆえの事件か? …金田一さんは、 歌人だった小雪の父・琢也の詩集を入手して動機解明の手がかりにしたいみたいです。

 その後、小雪を名乗る人物から「私が犯人」「死にます」という手紙が来ますけど、 この手紙がまた怪しい‥。

 そして。開始から55分ほど経過して、ようやく 第2の殺人事件が起こります。例の写真館の店主・徳兵衛です。 なんか法眼病院の古い写真絡みで殺されたぽい雰囲気です。

 そんな中。…え? これまで皆が由香利と思っていた人物は じつは小雪だったみたいで、しかも弥生さんは その小雪に 法眼病院を継いでほしいなんて言ってますよ。 でもそれは現状、弥生さんと小雪の二人の秘密みたいです。でも、そうすると 由香利本人はどこ行ったの? という新たな謎まで出てくるわけですが…。

 そして第3の殺人事件。殺されたのはアングリ―パイレーツのメンバー・吉沢です。 そして吉沢は五十嵐滋と会っていたことがすぐ判明したため、滋が疑われます。 どうやら吉沢は由香利と小雪が同一人物と確信していて、それで五十嵐滋を脅迫していた みたいですけど。でも滋は由香利の正体のことは全然知らないわけですから、 いくら脅迫されたとはいえ殺すかなー、というのはちょっと気がかりですよね。

 ここで金田一さんは、最初の結婚写真にもあった風鈴、そのナゾを探るため 奥州南部へと向かいます。どんなナゾか? どうやら小雪の母・冬子に関するものの ようです。

 そして第4の殺人事件…未遂。写真館の若主人で死んだ徳兵衛の息子・直吉です。 「首縊りの家」で天井から落ちてきたシャンデリアの直撃です。 あやうく一命は取り留めたものの重傷のようです。 んで「赤ランプ」という うわ言を言ってるみたいですけどね。 これは明らかに何かのヒントですよね。

 ‥‥さて。そろそろ金田一さんのお時間となりました。 第3の事件については、犯人は由香利=小雪と知られたくない人物だから弥生か小雪が 怪しいかな? とは思いますが、他の事件はよくわからないですね。 また小雪に身代わりされた由香利はどこ行ったの? とか、 金田一さんが南部まで行って調べた冬子のナゾが事件とどう絡むのか (そもそも最初の生首事件の意味って何?)とか、わからないことばかりですよね。 では金田一さん、よろしくお願いします。


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つぶやき

  • 金田一さんですから当然、かなり複雑に入り組んだ人間関係がベースに ある訳ですけど。その全容のほとんどは金田一さんの謎解きが始まるまで隠されてますからねー。 金田一さんの時間になる前に、もうちょっとヒントがあっても良かったかなー、と 思います。ヒントも何もない状況で いきなり金田一さんが解き明かすネタが 多いですから、ちょっとした推理気分を味わうことも難しかった感じです
  • そういう点では、やっぱ、んー。石坂浩二さんの金田一シリーズの中では、 イマイチかなー。
  • たしか原作がかなり長編でもっと展開が複雑なはずの記憶があります(かなり前に 読んだはずですけど中身をすっかり忘れてしまい、しかも本ももう手元にない) から、ここまで縮めるのにかなり苦労したんだろうとは思いますけど。
  • あらすじでは全然紹介しませんでしたが、金田一さんの探偵助手みたいな 感じの黙太郎くん(草刈)は良かったですね。彼のおかげで状況が わかりやすくなってて良かったと思います。
  • そして冒頭と最後に出てくる横溝正史先生の棒読み演技! (^o^;
  • 小雪・由香利役の桜田淳子さん。秋田市新屋の、秋田大橋近辺の出身ですよね。 地元がやや近いので、やはり格別です。もっと活躍してほしかったですけど、 まあ、いろいろ問題なっちゃいましたからねー。勿体ない‥。

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監督:市川崑
出演者:石坂浩二、 佐久間良子、 桜田淳子、 加藤武、 萩尾みどり、 あおい輝彦、 草刈正雄、 入江たか子
収録時間:139分
レンタル開始日:2004-10-08

Story
石坂浩二が金田一耕助に扮した怪奇ミステリーシリーズ最終作。写真館で出会った娘に指定された“病院坂の首縊りの家”に赴いた金田一と写真館の主人が殺人事件に巻き込まれる。 (詳細はこちら

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