足を洗った「早射ちの竜」(赤木)が出所したところから話は始まります。 出所して金沢に向かう汽車の中、 はやくも「あやしい」としか言いようのない男(宍戸)と出会ってしまいます。
「おまえ相当使えるな」「何のことだ?」 「とぼけちゃいけねえよ。俺はコルトのケンていうんだ。よろしくな」 「そんな物騒な名前には縁がねえよ」 「わずか2年ばかりでムショボケするのは、ちいとばかり早かねえかい」 ‥(略)‥ 「なぜムショのことを知ってんだい?」 「おまえの服でな」「服だと?」「そいつは2年前の流行もんじゃないかよ」この頃の金沢は「船場組」と「浜田組」の2大勢力が均衡していますが、 そのバランスがいつ崩れてもおかしくない状況。2年前に 船場組長への恩義を返すため浜田組長を撃って、そして、いつもどおり 殺さなかった竜(その件で2年ほど服役していた訳です)は、 浜田組長からは仇、船場組からも足を洗った邪魔者扱いです。 なので竜は金沢で最低限の用事だけ済ませたら、 翌日にも金沢を去りたいと思っていたようですが。
竜の用事は二つ。一つは、恋人のユリ。一つは、妹のノリコのことです。
恋人の佐伯ユリは竜の服役中に事故死、金沢駅のホームから転落して 亡くなったと、ユリの妹のヒロコ(笹森)に聞かされます。一方、 妹のノリコ(吉永)は船場組長の娘分のはずでしたが、竜の弟分の五郎と 駆け落ちてました。がーん。‥‥ 失意の竜は、何者かの襲撃を受けます。そのとき。竜の横を不自然に 通り過ぎるクルマ。が、竜のすぐ横にハジキを落としていきます。 そしてついに竜はまたハジキを持ってしまうのでした。 刺客をけちらした竜の前に姿を現したクルマの男‥そうです。 コルトのケンでした。ケンはどうやら浜田組と関係しているようです。
船場組長が竜に接近してきて、イヤなことを言います。 ユリは浜田組のヤツらに殺されたというのです。他方、竜は ノリコと再会し、元弟分の五郎との仲を許すのです。 竜は五郎に 金沢を出ることを勧めるのですが、五郎にはその金がありません。 そこで竜は、洋裁店を経営するヒロコに 妹の仕事をお願いにいくのですが、 じつはヒロコは船場に借金があり、 そのカタとして船場に身体を狙われていたのでした。
竜に恨みをもつはずの浜田もケンを通じて竜に接近してきます。 ユリの死因について、船場が犯人では? と浜田は言います。 船場は、ユリが経営していた洋裁店と、ユリを欲しがっていたはずだから、と。 無論、竜は、船場、浜田の両方の誘いを断ります。浜田は竜に刺客を‥ お。コルトのケンがそれを買って出ます。かくて開始35分、ついに 二人の対決が‥ダメだ。船場組がジャマに入ってしまいました。
とまあ、そんなこんなで結局、ノリコの件とヒロコの件を一気に片付けるため、 竜は船場組長の仕事を、一度だけ、引き受けることになるのです。 その仕事とは、船場組が持ってる盗品のダイヤモンドを、浜田組に売却する というもの。実はコルトのケンは、そのダイヤモンドの鑑定士として 浜田に招かれていたのでした。
取引の時が近づきます。竜のことが目障りで仕方ない船場と浜田は、 協力して竜を始末することに合意します。 いろいろあって、結局、竜を始末する仕事はコルトのケンが引き受けます。
五郎とノリコは、竜の手引きで金沢脱出を試みますが、 金沢駅のホームから突き落とされます。幸い軽症で済みましたが、 ユリの事故死とパターン似てない? まさか‥
開始60分頃。ついに取引の時がやってきます。能都町の 「あばれ祭」(と思う)の中、船場と竜らは舟に乗って取引の現場に向かいます。 どのへん? 能登半島の先っぽのあたり?? の洞窟の中だ。 取引は無事に終了、 そして計画どおり竜を殺‥‥おや? ケンが船場浜田に叛旗を翻したぞ!
「俺はな、ユリとかいう竜のスケを殺ったヤツをな、あんたたちの口から こいつにハッキリ聞かせてやりたかったのさ。 勝負はその後で二人でゆっくりやらしてもらうからな」やだ、なにこれカッコイイ。まるで主役だよ。 んで、大方の予想どおりユリを殺害したのは船場ということが 明らかになり、浜田が殺られ、乱入してきたヒロコを人質にした 船場も撃たれ、取引は共倒れで終了。 さあ、これでいよいよ二人の勝負‥‥
^^;
。なので一枚だけ借りるより7枚借り(送料300円)が理想)(支払いはクレカ/Edyなど)^^;
。なので一枚だけ借りるより5枚借り(送料500円)か9枚借り(送料600円)が理想)