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[チラシの裏]

雲に向かって起つ (1962)




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あらすじ

東日新聞の駆け出しの新聞記者・サカキ(石原)は政治部に配属され、 国会記者クラブの一員となります。 まっすぐな性格の好青年であるサカキは、そこで 政界の大物(黒幕)・岩見から疎まれたりしますが、逆に 副総裁の三上(東野)に気に入られたり、 資料調査室に務める中藤礼子(浅丘)と知り合いになったりします。

 じきサカキは、礼子(浅丘)と親しい、 「痛快会」なる青年たちと知り合います。 礼子と痛快会の関係? ‥んー、痛快会のトップになるのかな? そのバンという男が、 礼子の亡き父親の護衛役をしていたものの、 自分が不在のときに殺されてしまったのを気に病んで云々‥という感じなんですけど、 まあ、いまは基本的には礼子の親衛隊みたいな感じなんですかね。 サカキと礼子の接近にちょっとヤキモキしてるみたいです。‥というのはさておき。 礼子やその弟のシロウ(芸名ケリー)には思うところがあって、それは父親の仇討ちです。 代議士をしていた礼子の父親は刺殺されてしまったのですが、 その本当の黒幕の正体をつきとめ、復讐したい。そういう気持ちを持っているようです。

 サカキは「センパイ」こと芸者の花奴(水谷)から、礼子の父親暗殺に関連してそうな 噂を耳にします。さいきんブイブイいわしてる暴力団あがりの男・東堂が 故・中藤代議士の死亡を予言したとかしないとか、そういう噂です。 そして東堂はあの政界の黒幕・岩見と繋がっているらしい‥。 普通に考えるともうそれが正解ぽいですね。まだ映画は半分いってないのに‥。

 んで、あとはその予感を裏付ける作業です。サカキは政治部の新聞記者ですから、 礼子の個人的な仇討ちの手助けというよりもっと大きなもの、 政界の暗部を暴くという記者魂ゆえの行動のようです。 この動きは当然、岩見・東堂らに知られることになります。 ということで話は 東堂組vsサカキ・痛快組 という展開になりますけど。 でも東堂は残忍な正体を示してきましたし、東堂の配下にはプロの殺し屋もいたりして、 ちょっとシロートには手に負えない感じみたいですけど。どうするんでしょ?

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つぶやき

雲に向かって起つ [ 石原裕次郎 ]

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  • んー。政治部所属の新聞記者が主役ということで、もうちょっと社会派ドラマ的な ものかと思ったんですけど。なんか普通な痛快アクション系でした(^o^; 慎太郎さんの原作はどんな感じだったんですかね。
  • 裕ちゃん。引きのシーンはさすがに格好いいですね。ただアップになると、なんか顔が ちょっと「太陽にほえろ」のボス化の兆候が見えてきてる感じで、なんか、 そろそろ痛快アクション系は終わりかなー、と。そんな気がしてしまいました。
  • ヒロインの浅丘さん。まあ、可もなく不可もなく。
  • アクションシーンがちょっと物足りないかなー。殺陣は悪くないと思うんですけど、 あからさまに当たってないのが目立つのと、当たった瞬間の効果音をもうちょっと 入れて欲しかったなあ、と。やっぱ打撃音のない殴り合いはフラストレーションたまりますね。
  • たぶん「痛快会」メンバーをどう使うか、というのが映画の良し悪しを決めそうだな‥‥なんて 思いつつ見てましたけど。まあ、可もなく不可もなし。
  • 途中、東野さんが「ワシには無理だ、そのツイ、ツイ、ツイ何とやらは‥」と言うシーンのとき、 どうしても「ツイート」と脳内補完してしまうのが微妙に気持ちわるかったです。 (正解は「ツイスト」)


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ビデオ/DVD情報

[2016/2 現在]
  • DVDは、出てないみたいです。見当たらない‥。
  • でも裕ちゃん主演作ということで 「石原裕次郎 ゴールデン・トレジャー」(2009)には入ってますので、 それを入手すればDVDは手に入ります。でも、さすがに品切れかなあ‥
  • ビデオ(VHS)も、さすがにもう無理でしょう‥
  • ちなみに私は 「チャンネルNECO」のオンデマンドで見ました。

関連(?)情報

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