東日新聞の駆け出しの新聞記者・サカキ(石原)は政治部に配属され、 国会記者クラブの一員となります。 まっすぐな性格の好青年であるサカキは、そこで 政界の大物(黒幕)・岩見から疎まれたりしますが、逆に 副総裁の三上(東野)に気に入られたり、 資料調査室に務める中藤礼子(浅丘)と知り合いになったりします。
じきサカキは、礼子(浅丘)と親しい、 「痛快会」なる青年たちと知り合います。 礼子と痛快会の関係? ‥んー、痛快会のトップになるのかな? そのバンという男が、 礼子の亡き父親の護衛役をしていたものの、 自分が不在のときに殺されてしまったのを気に病んで云々‥という感じなんですけど、 まあ、いまは基本的には礼子の親衛隊みたいな感じなんですかね。 サカキと礼子の接近にちょっとヤキモキしてるみたいです。‥というのはさておき。 礼子やその弟のシロウ(芸名ケリー)には思うところがあって、それは父親の仇討ちです。 代議士をしていた礼子の父親は刺殺されてしまったのですが、 その本当の黒幕の正体をつきとめ、復讐したい。そういう気持ちを持っているようです。
サカキは「センパイ」こと芸者の花奴(水谷)から、礼子の父親暗殺に関連してそうな 噂を耳にします。さいきんブイブイいわしてる暴力団あがりの男・東堂が 故・中藤代議士の死亡を予言したとかしないとか、そういう噂です。 そして東堂はあの政界の黒幕・岩見と繋がっているらしい‥。 普通に考えるともうそれが正解ぽいですね。まだ映画は半分いってないのに‥。
んで、あとはその予感を裏付ける作業です。サカキは政治部の新聞記者ですから、 礼子の個人的な仇討ちの手助けというよりもっと大きなもの、 政界の暗部を暴くという記者魂ゆえの行動のようです。 この動きは当然、岩見・東堂らに知られることになります。 ということで話は 東堂組vsサカキ・痛快組 という展開になりますけど。 でも東堂は残忍な正体を示してきましたし、東堂の配下にはプロの殺し屋もいたりして、 ちょっとシロートには手に負えない感じみたいですけど。どうするんでしょ?
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慎太郎さんの原作はどんな感じだったんですかね。