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[チラシの裏]

望郷の海 (1962)

題名 望郷の海
作成 日活
監督 古川卓巳
脚本 甲斐久尊
出演 小林旭, 松原智恵子, 楠侑子, 中台祥浩, 深江章喜, 金子信雄
公開 1962.10.21



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あらすじ

雄志(小林)はボクシングのトレーナーをしてます。雄志のジムの有望選手・清(藤)が 世界タイトルの前哨戦に勝利した夜。雄志の運命が一変してしまうのです。 翌朝、なんと清と、それと雄志の婚約者の恵子(松尾)が同じベッドで死んでいるのが 見つかるのでした。がーん。心中なの? なんで突然その夜に?!

 当然これは心中ではありません。実はその試合、清は八百長するよう脅迫されていたのです。 清は負けないといけなかったのです。試合後、八百長を仕掛けた井沢という男(深江)と 清のイザコザに出くわしたばかりに恵子も巻き込まれ、二人まとめて処分されて しまったのでした。知らぬは雄志ばかりなり‥。

 雄志が真実を知ったのは半年後。清が八百長すべきだった試合の対戦相手・竹村(郷)の 妹・セツコ(松原)からでした。あの夜以降 夢も希望も失い、トレーナーの仕事もやめてしまい 荒んだ日々を送っていた雄志は、それを知って何かを決意したようです。何を? 決まってますよね。復讐です。復讐といっても「真実を明らかにする」という感じなのは、 まあ、アキラがヒーローである以上仕方ないですね。

 井沢は故郷に戻ってるみたいです。ジムを清算して どこ? どっかの海の近くの町 (準急東京行きの列車がある町みたいですけど‥)に 乗り込む雄志ですけど。到着直後からもう井沢側に存在が把握されてます。‥お。 井沢の兄貴、金子信雄さんじゃん!(^o^)

 とりあえず事を荒立てたくない井沢側としては、雄志を懐柔しようとしますけど。 しかし復讐の鬼となっている雄志は突っぱねます。井沢にピタリと張り付いて、 復讐の機会を狙い続けます。けど。あ、腹刺された。これちょっと死ぬパターンじゃね?‥と 思ったら。あれ? 井沢のオンナ(楠)が雄志を助けたぞ。 どうやら井沢と雄志の過去の因縁は知らなかったみたいで、井沢の過去を知った途端、 井沢を捨てて雄志につきます。

 そして井沢。雄志は完全に死んだはずなのに、なぜその件が新聞に出ないのか? 雄志は死んでないのか?? なんて疑心暗鬼になってます。なんか勝手に 追い込まれてる感じですかね。どうするの? と思ってたら井沢兄が突飛な策略を言い出します。 井沢は死んだことにしよう、立派な葬式をあげよう、葬式に雄志が来たら俺が始末しよう、 おまえは数年どこかに行って別人になって戻ってこい、と。このへんで約60分経過。

 そして井沢の葬儀が盛大に行われるんですけど。井沢兄らが待ち受ける葬式に、 やはり雄志が現れるのです。さて!

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つぶやき

  • 全体にちょっと重苦しい感じが ないこともないかな?
  • 最後、やっぱり金子信雄さんとの対決になった! と思ったらすぐに警官隊が 乱入してきちゃったのはちょっと不完全燃焼気味かも‥
  • 雄志のファンを名乗るトップ屋・白石の存在がなんかちょっと微妙な感じでした。
  • 「望郷の海」というタイトル。これってやはり敵役の井沢視点で付けたタイトルってこと??
  • 序盤で偽装心中で殺されてしまうボクサー・清をやってるのが藤竜也さん。 デビュー作なの? 対戦相手の竹村は郷鍈治さん。この二人の出番は序盤のみでした。

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ビデオ/DVD情報

[2016/2 現在]
  • DVDは、出てないみたいです。見当たらない‥。
  • ちなみに私は 「チャンネルNECO」のオンデマンドで見ました。

関連(?)情報

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