[Table of Contents]韓国の歴史歪曲は勇み足程度?!
「歴史認識」について、こんな指摘がありました:
韓国では「歴史歪曲」
と言うと、「日本人が過去に朝鮮半島をはじめアジア各地で行ってきた侵略行為を、教
科書に事実どおりに記述せず隠蔽すること「あるいは「日本人が日韓の歴史的関係に
ついて、教科書に事実どおりに記述せず隠蔽すること」といった意味で使われている。
また韓国人の語る歴史には、「歪曲」や「捏造」は存在せず、よしんばあったとしても、
それは歴史の再評価過程で起こった勇み足程度の問題であり、そもそも歴史歪曲を行
っている日本人に韓国人の勇み足を指摘する資格などないのだ、という雰囲気が支配
的である。
(野平俊水(2002)『日本人はビックリ! 韓国人の日本偽史』小学館文庫. pp.148--149)
気になるのはここで言われている「事実」ってやつですよね。それって、
「韓国の教科書に書かれていること」という意味だと思うんですけど。
‥‥単語の意味は、きちんと伝わるように使ってほしいものです
(^_^;
[Table of Contents]というか、嘘はそれほど‥
韓国の歴史捏造、もしあったとしても勇み足程度である‥そんな感じで、
自分らがつくウソについて寛容な態度をとる点については、
こんな指摘もあります:
韓国では政治家が嘘をついたからと責任をとって職
を辞したケースは、これまでに一つもない[9]。「単に間違っていただけのことだ」です
ませるのが韓国では習いとなっているからである。被害にあった者は盛んに抗議するの
だが、孤立したまま泣き寝入りとなるのが通例である。
ここに、韓国が「嘘つき天国」となる大きな要因の一つがある。つまり、いくら嘘が
ばれても責任を問われたり職を辞さなくてはならないといった心配がないので、誰もが
平気で嘘をつくのである。
(呉善花(2012)『虚言と虚飾の国・韓国』ワック. p.130)
これって、上で紹介した「韓国の歴史捏造、もしあったとしても勇み足程度である」というのと、
基本的には同じ態度ですよね。んー。
んで、日本の歴史認識については「捏造だ! 俺らの主張どおりにしろ!!」と叫ぶのを見てると、
たとえばそれに日本が何か反論をしたとしても、まったくそれを聞く気がない。
つまり、彼らは「それがウソかどうか」についてはあまり関心がないし、
その逆、つまり本当のこと、「真実」とは何か、についてもほとんど全く関心がない。
あるのは、自分たちの名誉とか利益とかがあるかどうかだけだ。‥ということに、
なってしまいますよね。‥‥マジかよ
というか「自分こそ正義です」という思い込みが完全にあって、だから
「正義な自分が、正義のために行う行為はたとえ嘘であっても正義である」という
ことなんでしょうか。‥でもそれはまるで子ども
[Table of Contents]善意ゆえの嘘はOK?
正義の権化たる「わたし」が善意ゆえに嘘をつく、でもそれは許容されるべき、という話。
セウォル号沈没事件のときにありましたよね‥
「こうすれば、救助が早まると思った」、救助が早まる方がよいに決まってるから、
それを促す自分の嘘は正しい行為のはず、という思い込み‥。
んー。ふと「思いやりの嘘」と同じ構図では? と思ってしまったんですけど、確かに
日本でも「思いやりの嘘」はありますけど、でも日本でセウォル号沈没事故みたいな
ことがあっても、韓国の人らみたいな嘘がどっと流れるなんてことはないですからね。
だから それと「思いやりの嘘」は似てるようでいてしかし全然違うんでしょうね。
[Table of Contents]嘘については、日本も他人のことは言えない
しかし「ウソに寛容」という点については、日本人もあまり他国のことは言えないのでは?
という指摘もありますよ、ということで以下:
日本と海外を比較してみると、大きな違いが見て取れる。日本のマスメディアは「ウソ」
に対しては寛容だが、「間違い」は絶対に認めない。一方、海外メディアは「間違い」に対
しては寛容だが、「ウソ」は絶対に認めないのである。
かつてアメリカのクリントン元大統領が、ホワイトハウス実習生のモニカ・ルインスキー
氏との不倫疑惑でメディアから大きな批判を浴びた。「ウソ」をついて事実を否定していた
からである。しかしその後、「不適切な関係があった」とみずからの「間違い」を認めたた
め、彼は大統領職にとどまることが可能になった。
(上杉隆(2012)『新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか」PHP新書786, pp.116–117.)
日本人は、というより 日本のメディアは、ということですけど。
日本のメディアは「間違い」は絶対に認めない。ウソには寛容。
--- んー。いまいちピンと来るような、来ないような‥。という感じですけど。
これたぶん、クリントンの例が不適切なんですね。これだと日本マスコミは
取材対象のウソには寛容だが、取材対象の間違いを許さない‥と解釈してしまって
「はあ?」という気になってしまうんですけど。
しかし私の読解力に間違いがなければ。本書は
既存マスコミ批判の内容ということで、たとえば朝日新聞問題が特徴的だと思うんですけど
自分らの記事が「間違い」であることは絶対 何がなんでも認めない(2014年8月にようやく認めましたけど)、
他方「捏造」については、それほど大きな問題と考えていない‥そんなことを
言いたいんだろうと思います。
だから私はここで「日本人も他人のことは言えなくないか?」という話をしようとして
この引用をここに持ってきたんですけど、
ちょっとそれは不適切だったかもしれません。言えるのは、日本のマスコミは
自分たちがつくウソには比較的寛容だが、自分たちが間違いを書いてしまったなんてことは
絶対に認めないということで、つまり「日本のマスコミは
韓国のウソ軽視体質をあまり責められないんじゃ??」ということか。
閑話休題。
[Table of Contents]韓国における誣告の話
たしかに嘘をついたことがない人はほとんどいないでしょう。でも、だからといって
嘘つきは常に見逃すべき、とはならないですよね。それでも嘘が多い人はやはりダメでしょう。
ということで。ネットで以下のような話を見つけたのでメモっておきます。
7日、最高検察庁の年度別の誣告罪受付・処理現況によると、昨年、誣告の疑いの立件者は9,957人に4年前の2012年(8,821人)より12.9%増加した。 しかし、同期間、起訴された件数は2,104件にとどまった。 さらに起訴されても実刑が言い渡された割合は10%水準で、量刑も、ほとんど懲役6~8月に止まった。 ‥(略)‥
そこに犯罪があってもそれを捕まえちゃうと〝10万人あたりの犯罪発生率〟なんていうのが跳ね上がっちゃうので韓国の警察はなるべく捕まえないようにしていますが、それでも検挙率なんていうのは被害届けの受理件数から出てくるわけで、そいじゃいっそのこと被害届けを受け付けないなんてことになっているわけです。
それでもやっぱりある程度の仕事をしているわけですから、わずかな数が起訴されて、その中からすこしだけ実刑で残りは在宅起訴っていう事実上の無罪放免ってことですね。
しかも受理した警察署はとなりの警察との連携がありませんから住所を移せば執行猶予刑の執行猶予中でもお構いなしに初犯扱いになって罰せられないという仕組みもあります
[ 毎年一万件近い、誣告罪…実刑宣告されるのは10%水準 (minaQのつぶやき 네토미나; 2017/10/9) ]
類似の内容で
[ 韓国人「韓国の虚偽告訴罪は日本の542倍」→「デタラメ言うな!1250倍である」(カイカイ反応通信; 2015/8/4) ] という記事もありましたけど、それと上で紹介した記事によれば‥
- 韓国の虚偽告訴罪は日本の542倍
- 韓国の警察は被害届をあまり受け付けないため、わずかな数が起訴されて、
こんな感じだと、いったいどれほど嘘ついてんだよ! という‥
(^_^;
関連(?)情報