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平安時代末期以降の日本人の死後観て 地蔵十王経 [URL]的なものが 主流じゃないかとも思うんですけど、でもあの死後の道のりの様子を読んでいると、 亡者は自分のことで精一杯で とてもじゃないけど生者を祟ってるほどの 心の余裕はないんじゃないか? と思ってしまうのですが。 当時の人たちは、そのへん、どう解釈してたんでしょう?
‥‥いや、だいたい見当つきますけどね。死後の世界のことは、そんなに キッチリクッキリとは考えられず、 なんとなくボヤーッとしたイメージで場当たり的に妄想されるのが精々でしょうから、 いろいろと矛盾した設定が混在していても誰も何も不都合を感じない、 そんな感じで今まで来てしまってるんでしょう。 つまり「あんまりヤボなことは言うなよ」ですね。たぶん。
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