[ 概説カーマスートラ Top]

概説カーマスートラ

たぶん1995年頃に、ちょっと書きかけて止めてしまった「概説カーマスートラ」なる文書。 それを、ハードディスクを整理してたら発掘しました。せっかくなので中身にはほとんど手をつけず、 タグなどをちょっと調整した程度で公開してみます。 (なので「準備中」となっていても、今後の作業再開は、たぶん ないです‥)

別途「カーマスートラ」というページもありますので、 もっと詳しく見てみたい‥という方はそちらをどうぞ。


[前] もくじ

1-1総説篇/全巻の総説

ダルマ・アルタ・カーマに帰依いたします。

根本ゆえ。

これらの真理を証得した知者の方たちに帰依いたします。

親縁ゆえ。


 最初にこれら 3 勢力の意義について説かれたのは創造主たる ブラフマンである。 これを受けて、マヌはダルマ(正義)について、ブリハスパティは アルタ(財物)について、ナンディーはカーマ(性愛)について説いた。

 さらに、これらの教えは多くの方たちによって詳説された。 このうちカーマの教えについては、いつしか教えが散逸してしまい、 ほとんど後世には伝わっていない。

 そこで、このカーマスートラが編纂されることになった。

[次] 1-2総説篇/三勢力を得ること