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PC系セットアップ覚書

2011年まで「俺的な非 UN*X 環境をめざして」という題でしたが、 「UNIX系」と「非UNIX系」の区別がだんだん難しくなってきましたので、 あれこれ区別しないことにしました(^_^;


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アンチウィルスソフト比較 2008/03a

職場での話。メモリ256MBの、4〜5年くらい前のマシン(WinXP SP1)で 各アンチウィルスソフト起動時間の比較をしてみました。 これまでトレンドマイクロの「ウィルスバスター Corp. エディション(v6)」を 富士通徳島が出してる《瞬快》というソフトの古いバージョンのものと 組み合わせて使ってたんですけど、 ちょっと起動に時間かかりすぎじゃね? ということで。

テストは、ハードウエア的には全く同じなんだけど、それぞれアンチウィルスソフトとか、 《瞬快》のバージョンとか、Windows XP のサービスパックとかの ソフトウェア環境をちょっとずつ変えた PCを10台くらいズラッと並べたのを2セットくらい用意して、それらを一斉に起動 させてみてどれが一番速いかを決めるという、見た感じが なかなか面白い方法で行いました。

  • F-secure は遅いっすね。これはウチのスペックのPCじゃ無理です。
  • トレンドマイクロのウィルスバスター2008 featuring WinXP SP2 ‥ これも遅すぎ。 というか、インストール時に「おまえのPCは メモリ容量が少なすぎ(248MB?)なので絶対動作遅いと思うけど、 それでもインストールする?」と聞いてくるほどですからね。 つまりトレンドマイクロも ちょっと古めのPCは もう あきらめてる、 ってことですよね。これも無茶でしょう。
  • シマンテックの AntiVirus コーポレートエディション。同じシマンテックの ノートン先生はとにかく「重い」として有名だったりしますが、私個人の感想としましては、 ノートン先生は実はこれまで使ったことがないのでよくわからないのですが、 コーポレートエディションのほうは そんなに重くないのでは? というものでした。 しかし。結論から言いましょう。上2つよりはマシでしたが、それ以外ではありません。
  • NOD32(v2.7)。上記3つとは比較にならないですね。比較対象間違えてない? と思えるほど。 評判どおり、アンチウィルスソフトを 何も入れない状況よりは起動はちょっと遅くなるなあ、といった程度。 そもそもアンチウィルス起動時間比較コンテストをやった そもそもの動機が 「PCの起動遅すぎ」でしたから、その点で NOD32 はポイント高いですね。 お勧めです。私も個人的にはこれ買って使ってますし。
  • AVG。いつもフリー版ばっかり使ってますので、たまには購入対象として検討しないとな と思い、トライアル版をダウンロードしようとしたところ‥ あ、ダウンロードできない。 ということで今回はパスしました。
‥‥ と、こんな感じでテストを行ってみた結果、出た結論とは。 「トレンドマイクロのウィルスバスターのコーポレートエディション(v8)で 行きましょう。テストしてないですけど」‥てへへ (^_^;
この理由として「ウィルスバスター2008 と比べて、Corp. エディションv8 のほうが まだ古い環境への配慮もある(と業者の人がアピールしてくる)」から というのと、 あと《瞬快》の新バージョンとの組み合わせで実験してみると、 ウィルスバスター Corp. エディション の起動がビックリするほど速い! これまで起動が遅かったのは《瞬快》の古いバージョンに問題があったんじゃん! というのが明らかになってしまったことが大きいですね (ちなみに《瞬快》環境下では NOD32 さえウィルスバスターCorp.エディションには 勝てません。どうも最近の《瞬快》はウィルスバスターCorp.エディションを 高速起動させるための格別の工夫をしてるっぽいですね)。 結局、それならトレンドマイクロのを無理に変える必要ないじゃん、 という結論になったわけです。



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