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PC系セットアップ覚書

2011年まで「俺的な非 UN*X 環境をめざして」という題でしたが、 「UNIX系」と「非UNIX系」の区別がだんだん難しくなってきましたので、 あれこれ区別しないことにしました(^_^;


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Macが起動しませんよ‥ (半年ぶり2回目) 2019/04a

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はじめに

春のお彼岸ということもあって、しばらくMac mini (Late 2012)の 電源を入れずに放置してたところ、またMacが起動しなくなってしまいました。 具体的な症状としては「電源入れる → 画面中央にリンゴマークが出て、 その下のプログレスバーがちょっとずつ進む → プログレスバーが途中まで進んだところで 突如電源が落ちる → しーん。‥ん??」というものです。 (私の経験では「電源投入後、起動途中でPCが落ちる」ときの原因はほぼ「起動ディスク異常」) 思えば前回起動しなくなったのも 9月、じつは秋のお彼岸連休明けのことでしたので、 これはもう「お彼岸の呪い」といっても過言ではない??

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システム復旧、しかし

同様の事態はすでに半年前に経験済、しかもその時のメモもちゃんと残してある、ということで。 復旧作業そのものは順調でした。ただ一点を残しては。

 その「一点」とは何かというと。データ復旧のキモとなるTime Machineバックアップです。 驚いたことに、最新のバックアップが「2月8日」となっていたことです。 理由はよくわかりませんが Time Machineバックアップディスクに不具合が起こっていたらしく、 2月9日以降はバックアップが書き込めない状態になっていたようです。けどそれは 後日談‥)。なので Mac は復旧したんですけど 2月8日の状態への復旧、 Mac にとって2月8日以降の約二ヶ月は「なかったこと」になってしまいました。 2月に何したのか詳細はもう覚えてないですから、何のデータが消失したのか、 すぐには思い出せない状況ではありますが、たぶん、トラブルは起こらない‥はず‥。 運良く個別にファイルをコピーしてたものなどは個別に復旧させましたけど。 やっぱ手作業で個別というのは面倒(-_-)

 ところで。書き込みできなくなった Time Machine バックアップディスクについて。 「ディスク ユーティリティ」から Disk First Aid を実行してやったところ、 ディスクの不具合は解消して再度バックアップが書き込めるようになりました (ただし相当な時間がかかりました。一晩放置したら朝には終わってました)。

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起動ディスクをSSDに換装

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じつは半年前の事故があったとき「交換すべし」と SSDそのものは購入していましたし、ついでに買ったもうひとつのSSDは昨年のうち [ Win10機の起動ディスク交換 ] してました。 でもWin10機のSSD交換をした時点でなんか満足しちゃって、 本命ともいえる Mac mini の起動ディスク換装が面倒になっちゃって 半年ほど放置していたんですよね。でもそれをついに実行です! (この半年のあいだ、 SSDの値段は2割ほど安くなってますね。なんかちょっと勿体無いことしちゃったな‥) 使ったのは右にあるかもしれない Crucial MX500 2.5-inch SSD というやつです。

 最初、万一の事態に備えて 2月8日ベースに手作業による多少のデータ復旧をした現状を、 Time Machine でしっかりバックアップ取っておきます。このバックアップさえあれば、 最悪の場合でも何とかなりますからね。(ここで想定している最悪の事態とは 「新しく買い直したMacに Time Machine のデータを復旧させる」)

 SSDをHDケースに入れ、USB接続して、初期化して、 [ Carbon Copy Cloner ] を使って 起動ディスクの中身をSSDにコピーします ( [ 素人マカーがMac miniのHDDをSSDに置換してみた時のメモ 前編 ] を参考に しました)。ここで「ディスクユーティリティ」でなく Carbon Copy Cloner を選んだ理由は以下;

  • 現行の起動ディスクは1TBなのに、SSDは500GB。つまり容量の大きなディスクから 小さなディスクへのクローンということになり「ディスクユーティリティ」での対処に 困難を感じる
  • 正直うまく行く気があまりしないから、楽に行けそうな方法でとりあえずやってみたい
こんなとこですかね。 それで Carbon Copy Cloner の会社を信じてみることにしました。

環境によるんでしょうけど、ウチの環境では約366GBのファイルのコピーに5時間32分かかりました。

 コピー終了後、USB外付けのままSSDから起動してみます。‥おっ、起動したぞ!! と確認できた ところで一旦Macの電源を落とし、HDDをSSDに入れ替えて(微妙に、1ミリくらいSSDが大きいのか? SSDがどうしてもピッタリハマらないのに苦労しましたけど、そこはムリムリと納めました^^;) そして。改めて内蔵SSDからMac起動‥した! やった!!


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ついでにMojaveへ

この機会に OS のアップグレードもしちゃいます。

 かなり長いこと El Capitan(v10.11.6) のまま使っていましたが、 最新の Mojave (v10.14.4) に更新です。 体感速度的にはあまり変わらなくて良かったです。SSDのおかげ?

 ところで Mojave では FTP コマンドが消滅してるみたいです。 curlなどへの切替が必須っすね‥。

 Mac mini では念のため ESET Cyber Security Pro というソフトを使ってるんですけど、 OSのアップグレード前にそちらを最新版にしておく必要がありました。 (古いESETはMojaveインストールを全力で阻止します)

 これでしばらく使ってみて、起動しなくなることがなくなったら良いんですけどね。

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教訓

  • バックアップは大事。Time Machine はちゃんと動作しているか、 Macの電源を落とす前に忘れず確認!
  • いざという時すぐに新マシンに買い替えできるよう、お金は用意しとこう
(以下は後日追加分)



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