出だし、アキラは「この故郷の町」を歩いてます。 なんかどこかで見覚えあるような‥。あ。青葉城址じゃん!
ということで、仙台が舞台です。舞台のはずです。
仙台? どこだよこれ‥。
ミサキアキラ(アキラ)、もとは東京山の手にある高校の体育教師(こんな感じ) だったんですけど、ひょんなことからヤクザに絡まれ乱闘、 失職してしまうのです。
その三日後、アキラは故郷の町にいました。 父親代わりに自分を育ててくれた神戸組長の三回忌に出席するためです。 (今と違って、のどかな時代だったとしか‥。) そこで神戸組の現状を聞いてしまう。神戸組から独立した兵頭(金子)が、 神戸組のシマを乗っ取ろうとしてることを。
三回忌は無事に済むんですけど、 いまだ神戸組支配下にある「さくらマーケット」への兵頭組の進攻が本格化してきます。 これでツネさん(殿山)負傷、そして 「ヤクザなんて人間のカスよ! ゴミよ! そんなもん、いらないのよ、私たち。 そんなんなって、お父ちゃん、自業自得よ。いらない、お父ちゃんなんて、いらない。」 と娘に罵られながら息を引き取ってしまいます。 そしてアキラは決意するのです。神部組を何とかせんと、と。 他方、兵頭は、自分の娘(笹森)がアキラに恋しちゃってることに気付き、 アキラを抱き込もうとしますが‥案の定。 かくてアキラ(神戸組)と兵頭(兵頭組)の対立は深まります。
アキラをハメた隙をねらって、さくらマーケットを一気に制圧にかかる兵頭。 ああ、マーケットが滅茶苦茶に!‥そして、ついにアキラが腹を括った!! 町が祭で華やぐ中、兵頭の事務所に単身乗り込むアキラ。 導火線に点火済みなダイナマイトを握り締め、 マイトガイは持参した誓約書への捺印を兵頭に強制します。 その後は、兵頭組の逆襲です。祭りの中、アキラを殺るべく動き出す組員たち。 そしてクライマックス。
そして最後は、最初に上ってきた青葉城址への道を 下って、アキラはどこかへ去って行くのでした‥。 アキラが歩いていく先の道路を見ると、 当時は今よりずいぶん細かったんですね。この時期はまだ 八木山橋は初代の吊り橋で、 自動車はたぶん通れなかったんじゃないかとも思いますので、 交通量も青葉城観光と、川内に用がある人くらいな感じだったんでしょうか。