2014年前後に日本に吹き荒れる、嫌韓の嵐。--- そして日本人である我々から
見ると不可解にしか思えない、韓国における草の根的な反日。
そして日本の反論を一切許さないようなあの態度。
あの不可解な反日感情は一体どこから来るのか?? ということが気になって、
たまに 韓国系の本を読んだりしてみるんですけど。
それ関係の読書メモをちょっと整理してみます。
[ 朝鮮韓国に関する雑多なメモ(2) ] の続きみたいなもんです。
[Table of Contents]19世紀末の鎖国
文明諸国は、極東での自国の航海と通商を強くのぞんでおり、この海軍もなく本格的な陸軍さえない
憐れむべき一弱小王国が、沿岸に接近する船舶を焼却し、外国人だという理由だけで彼らを虐殺し、
強いてその交流の圏外にとどまろうとすることを、いつまでも許してはいないだろう。アジアの
東北部から日増しに侵略の歩を進めているロシア人によって、いずれその難関は突破されるであろう。
1860年[北京条約のこと]から、彼らの領土は朝鮮と隣接するようになり、これら二国間で、国境問題と
通商問題に関してさまざまな難問が起こった。これらの問題は、今後も間違いなく繰り返されるであろうし、
いつの日にか、朝鮮はロシア領に併合されてしまうであろう。さらに、イギリス人やアメリカ人も、自国の
国旗に対して新たな侮辱を受ければ、憤激して、おそらく武力で通商の自由を強要してくるだろう。
(金容権 訳(1979)『朝鮮事情』平凡社東洋文庫367. p.323)
(原典は Dallet 1874 (『朝鮮教会史』という書物のイントロダクション部分))
李氏朝鮮も、江戸時代の日本同様に鎖国政策を取っていました。そしてやはり幕末期の日本同様、
「攘夷」をやろうとしていたみたいですね。しかしダレの見込みでは、
その攘夷も続かないだろう、とくにロシアからの外圧がかなり強まってきているので、
たぶんロシアに開国させられるどころか
「いつの日にか、朝鮮はロシア領に併合されてしまうであろう」との悲観的な見通しを立てています。
隣国の日本としては、日本列島のすぐ目と鼻の先にロシアが来てしまったらもう危険どころの
話ではないですからね。そりゃ朝鮮半島を何とかしないと‥という話が出てきても
おかしくない状況には見えます。
それはそうと。個人的に気になったのが最後に書かれている「
さらに、イギリス人やアメリカ人も、自国の
国旗に対して新たな侮辱を受ければ、憤激して、おそらく武力で通商の自由を強要してくるだろう」という
部分。「自国の国旗に対して新たな侮辱を受ければ」
‥‥‥いま日の丸とか旭日旗に対してやってる、あの行為と同じことを、
19世紀末にもイギリスやアメリカ相手にやってたんですね。苦笑。
[Table of Contents]いわゆる火病というやつ
この国では、ひとたび決心すると、これを証明するために、自分の指を刺し、その血で誓いを記す。
怒りが爆発したりすると、人びとは不思議なほど安易に首を吊ったり、投身自殺をしたりする。
些細な不快や、一言の蔑視、ほんのなんでもないことが、彼らを自殺へと追いやっている。
彼らは、怒りっぽいが、それと同程度に、復讐心に満ちている。たとえば、五十の陰謀のうち四十九
までが何人かの陰謀加担者によって事前に暴露される。これらはほとんどいつも、個
人的な恨みを満足させるためのものであったり、かつての少し辛辣な言葉に対する仕返しのためであったり
する。敵対する者たちの頭上に懲罰を加えることができるならば、自分が罰せられることなど、
彼らにとっては何でもないのである。
(『朝鮮事情』 pp.269--270)
「些細な不快や、一言の蔑視、ほんのなんでもないことが、彼らを自殺へと追いやっている」‥‥
いわゆる「火病」というやつですよね。風土病なんでしょうか。
でもその火病のせいで「五十の陰謀のうち四十九
までが何人かの陰謀加担者によって事前に暴露される」状況になっているというのは、
どうなんでしょう。‥‥んー。とにかく、この国の人たちとの秘密の約束は
絶対に発覚するから、そんなの絶対やめた方がいいよね、やる人がバカだよね、という話か。
あと個人的に気になったのが
「敵対する者たちの頭上に懲罰を加えることができるならば、自分が罰せられることなど、
彼らにとっては何でもないのである」というところ。
‥かの国が何かあるごとに口にする「歴史を忘れた民族に未来はない」という言葉。
あれを聞くたびに、歴史を本当に直視するようなことをしたら、それで最もダメージを
受けるのは韓国ではないのか? それに気付かないほど○○なのか??? ‥とか
思っていたんですけど。
憎い日本に一矢報いることができれば、その結果 自分たちに大きなマイナスがあったとしても、
そんなのは全然構わないんですね。スゴいとしか言いようがないですよそれ‥。
[ 嘘、についてはこちらに続きます ]
[ 朝鮮韓国に関する雑多なメモ(4) ] に続くような感じです。
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