黒澤監督の訃報を聞いたとたん、 黒澤映画が見たいなあ、「天国と地獄」なんてどうだろう、と思って ビデオ屋に行ったら「天国と地獄」がなかった (;_;)
物語は大きくふたつの部分に分かれてます。 主人公が自分の死期にさとって苦悩し、最後にひと仕事しようと 決意するまでが前半。主人公の通夜の席が主な舞台となる後半。
個人的には前半が非常によいな〜と思ってて、あの 「はっぴばーすでーとぅーゆー」のところでオチがついた ような気がするので、後半は蛇足のような気もします。 でも監督が本当に描きたかったのはあの後半部分なんだろうし、 それを考えると しょうがないのかもしれない (-_-)
それはそうと。この時期の日本映画って日活のアクションばっか 見てるせいか、やたら細かいところまでちゃんと撮ってあるのが 非常に新鮮に感じたりして (^_^)
「東宝創立20周年記念映画」だそうです。