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[チラシの裏]

仁義なき戦い 広島死闘篇 (1973,東映)

題名 仁義なき戦い 広島死闘篇
作成 東映
原作 飯干晃一
監督 深作欣二
脚本 笠原和夫
出演 菅原文太, 北大路欣也, 千葉真一, 梶芽衣子
封切 1973.04.28



 記念すべき前作:-) と較べて、なんとなく印象がちがう。 何というかな、前作は「知ってるつもり」というか 「今日は何の日」というか、「驚き桃の木20世紀」(?)を見てるような 感じだったんだけど、この作品はちゃんとした「ドラマ」になってる ような気がするぞ。 「実録風」なのはあいかわらずなんだけど、何というかな、その 「実録風形式」な部分だけは前作を踏襲した、という感じ。

 さて。この作品の主役って、どう考えても山中、つまり北大路欣也だよね。 内容も「広島の若き鉄砲玉伝説」てな感じでまとまってるし。 (この「内容がまとまってる」というのがポイント高いんだろうなあ)

 そして相手は、あの梶さんです。
まあバリバリの男世界なので仕方ないんですけどね。この程度の役では、 せっかくの梶芽衣子が勿体ない‥ (でも、この前年には「流血の抗争」(日活)で 呑み屋の女将役やってますからね。この時期の梶さんはそうなのかな?)

ということで、どう考えても主役は広能つまり菅原文太じゃない。 かなり無理してストーリーに関係させてる、という感じだったし。 やっぱり「シリーズ全体の主役」ということなんだろうなあ。

 あ、それとそれと。大友勝利役の千葉真一がいいですね。 無人島で(?)川谷拓三を試し撃ちするところとか、あのノリは見てて痛快ですね。 次に何やらかしてくれるんだろう、って。 名言「言うなら、アレらはオメコの汁で飯食っとるんど」


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