「仁義なき戦い」5作品の4作目。 西日本制覇をめざす神戸の勢力も巻き込んだ抗争はいよいよ最終局面に‥ いくかと思ったら、そこで警察が「頂上作戦」で横やりを入れてきて、 まさに三つどもえの抗争に?!
主人公・広能(文太)の兄弟分で、神戸明石組の岩井(梅宮)。 見た目のインパクトとは裏腹に、かなりのヤリ手な感じですね。 一作目の土居組・若杉のときも感じたのですが、梅宮辰夫はいい役もらってますね。 武田(アキラ)に向って「おんどれらも吐いたツバ飲まんとけよ」
山守組組長(金子信雄)。ハマり役ですね。第一作見てると、この人のコモノっぷりに イライラしてしまうんですけどね。いつのまにか、この人のコモノっぷりを見てると 楽しく感じるようになってきました。昭和30年代のアクションとかでは、ラストシーンで この人が殺されるか逮捕されるかというのがパターンなような気がするんですけど、 この人が結局は一人勝ちみたいな状況で最後まで生き残る‥ c'est la vie. なんですね。