副題の「海は真っ赤な恋の色」がいいよね (^_^)
前作の「東京流れ者」が、最後は信じてた人(元親分)に裏切られ
命を狙われたけど何とか決着をつけて(元親分は殺さなかったけど、
その場で自分の手首を切って自決してしまう) . . . という暗ーーい
内容だっただけに、その続編がそんな明るい作品になれるのか??
というところに戸惑いを感じたりしたんだけど . . . 実際に見てみると、
明るいのはこの副題だけ (^_^;
さて。話は前作の続編のようでいて若干違っている。 渡は親分を殺してしまったらしく、また一緒に足を洗おうと誓いあった 兄貴分もいるらしい。渡は親分殺しの刑期を終えて出所し、その兄貴分と 「あそこで一緒に堅気になろう」と誓いあったその場所・高知にやってくる。 そこには自分と同じ男を待っているふたりの女がいた。そして、 自分を組織に取り込もうとする金子信雄もいた (^_^; そんな中、ついに兄貴分が高知にやってくる。 そしてふたりは意外なカタチでの再会を果たすのだが . . .
どう見てもアリキタリだ (^_^;
けど「みんなで一人の男が来るのを待ってる」という設定は好み。
渡哲也は前作よりもよく撮れてると思うけど、
「無頼」ほどじゃないと思う。