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[memo] 朝鮮韓国に関する雑多なメモ(格下ニッポン)

題 [memo] 朝鮮韓国に関する雑多なメモ(格下ニッポン)
日付 2014.9
パッチワークの読書メモ



[ 朝鮮韓国に関する雑多なメモ(親中反日) ] の続きみたいな感じです。

[Table of Contents]

格下であり野蛮人の国ニッポン

 んで彼らはその屈辱的状況をどう理解しようとしたか。これは日本と韓国のあいだで、 今、実際に起こってることと つながってくるんですけど‥

 自民族優位主義と日本蔑視の観点は、韓国に古くからある中華主義と華夷秩序の世界観 にしっかりと根づいて続いてきたものだ。華夷秩序とは、中央の中華文明が人間の世界で その外は夷という非人間が住む世界だ、という考えに基づいて生み出された東アジアの古 代以来の世界秩序を意味する。韓国はずっと中華文明圏にあり続け、日本はずっとその外 にあり続けた。さらに明滅亡以後は、自らこそ唯一の正統な中華文明の継承者だという「小 中華主義」を生み、中国以上に強固な中華主義をもつようになっていった。

 そういう経緯から、自らは高度で優秀な文明人であり、日本人は低級で劣った非文明人 だという価値観が、古代以来近世にいたるまで続き、それが韓国人の意識の深層を形成し たまま現在にいたっているのである。

(呉善花(2011)『私は、いかにして「日本信徒」となったか』ワック, p.173)

そこで韓国の為政者・知識人が、歴史の改竄・ 捏造によって国民に信じさせていったのが、「生来の野蛮で侵略的な資質をもつ日本民 族」が「我が民族の聖なる血の一体性を陵辱した」という神話だったのである。

 その神話は私の受けた教育、現在もなお行なわれている次のような歴史教育によって 植えつけられたものである。

 古代の我々の先祖たちは、文化もなにもなかった東アジアの一未開地域で、当時は倭 国と呼ばれていた日本に、儒教・仏教・技術をはじめとする高度な文化を教え伝えてあ げた。にもかかわらず日本はその恩を忘れ、古代には「神功皇后による三韓征伐」や 「任那日本府」(朝鮮半島内の日本の政治支配地)があったなどの捏造記事を国史に記載し、 中世には豊臣秀吉による朝鮮侵略が行なわれ、近世末には国学者らによって韓国征伐論 が唱導され、明治初期には政府内に征韓論が火を噴き、韓国の江華島に砲撃を加えて戦 争を仕かけ、明治の末に韓国を併合して三十六年間にわたる暴力的な支配を行なっ た――。

 このように歴史を恣意的に連続させ、この流れを一連のものとみなして、その根本的 な原因を「日本民族の野蛮で侵略的な資質」に求めるのが、韓国の反日思想の出発点に なっている。こうして、伝統的な侮日観を政治的な侮日へと組織することで反日民族主 義が成立したのである。

(呉善花(2012)『虚言と虚飾の国・韓国』ワック, pp.41–42)

 要するに、日本に文化的なものがあるとすれば、それは古代から近世にかけて韓国 人(高句麗・百済・新羅・高麗・朝鮮)が教えてやったものと、近代以降に西洋人が 教えてやったものだけで、日本独自の文化など皆無だということである。もちろん平 安時代から江戸時代にかけて、朝鮮文化とは直接関連のない日本文化が創造されたと いうことはまったく考慮されない。それは韓国人が優越感を感じることのできないど うでもいいことだからである。

(野平俊水(2002)『日本人はビックリ! 韓国人の日本偽史』小学館文庫, pp.13--14)

朝鮮と日本の関係は、中国と朝鮮の関係に似ている。‥という感じ? 日本文化なんて所詮 朝鮮のまがいものだ、 日本独自の文化なんてない、あっても 取るに足らぬ、話にならないものだ‥そういう感じですね。

 ちなみに。日本以外の地域について朝鮮人らはどう考えていたか。これもイザベラバード女史に 語っていただきましょう。1896年末に官費で出版された『儒学経緯』かな? その中にあった ある文をバード女史は紹介してくれています。曰:

P. 52 : "Europe is too far away from the centre of civilization, i.e. the Middle Kingdom; hence Russians, Turks, English, French, Germans, and Belgians look more like birds and beasts than men, and their languages sound like the chirping of fowls." (p.438; pdf.498) (Isabella Bird Bishop(1898), p.438. (pdf.498) [Web Archive]) // 五十二頁……「ヨーロッパは、文明の中心地つまり中華帝国から余りにも遠い。従ってロ シア人、トルコ人、イギリス人、フランス人、ドイツ人とベルギー人は人間というよりもず っと鳥や獣のように見える。彼らの言語は、鳥のちゅうちゅう鳴くように聞こえる」。 (朴尚得訳(1994)「朝鮮奥地紀行2」東洋文庫573, p.341)
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これ以外にもキリスト教について 「野蛮人の下劣の一つの型(truly a type of Barbarian vileness)」と書かれた箇所もあったようで、 そんな時期になってもなおコテコテの中華思想の事大主義かよ!! と驚いてしまうんですけど、 ひょっとしてこの考え方って、現在の朝鮮半島の人たちの世界観の根底に、やっぱまだ根強く残ってるんでしょうね。

 んでたぶん昔の朝鮮の文化人たちの、中華思想・時代思想というのは、 自分たち朝鮮についても「朝鮮独自の文化なんてない。 あったとしても、取るに足らぬ、くだらないものだ」という風に思っていて (だからハングルなどは作られたものの ほとんど無視されていたし、それに まともな 朝鮮史をまとめることもなかった)、それと同じように日本についても考えていた。 ‥‥それはわかるんですけど。その考え方が現代の韓国に引継がれたとき、たぶん 「朝鮮独自の文化なんてない」の部分は得意のウリナリズム(妄想というか捏造というか‥)で埋めて、 「日本独自の文化なんてない。だって蛮族だし」というところだけ残ってしまったんでしょうか。 厄介な‥

[ 朝鮮韓国に関する雑多なメモ(朝鮮通信使) ] に続くような感じです。


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