[ PC系セットアップ覚書 Top]

PC系セットアップ覚書

2011年まで「俺的な非 UN*X 環境をめざして」という題でしたが、 「UNIX系」と「非UNIX系」の区別がだんだん難しくなってきましたので、 あれこれ区別しないことにしました(^_^;


[前] XLSファイルからCSVファイルへ 2012/09a

ビデオから動画へ(まとめ?) 2012/08a

(書きかけ)

 部屋の片隅に陣取っていたビデオテープの山。ほとんど見ることないし、 実際もう何年も一本も見たことない状況なんだけど、 でも捨てたら「(実際に起こる可能性はゼロに等しい) 肝心のとき」どうするの? とか 思うと 捨てるに捨てられない、でもジャマなものはジャマ。そこで「基本、捨てるわけだが、 未練を持たずに捨てられるよう、なるべく中身をPCに吸い上げて、テープというモノは処分」 という方針を立て、ビデオテープの山を減らす作業に着手しました。 (本についても、同様の方針から、かなりの本の山を減らしました。 「紙がよいかPDFがよいか」というより、もうモノを置く場所がないから、 ただ捨てるよりマシだろ中身見れるし、という開き直りです。)

 ビデオからのキャプチャは、どうがんばっても時間がかかります。 そこで Pentium4 の古いWinXPデスクトップPCを一台、 ほぼそれ専用みたいな感じで使うことにしました。このPCを使って、すでに [MPEG2の動画とコーデック] で書かれた環境で、ビデオテープからの動画を吸い出してます。

[Table of Contents]

動画保存はHDDに

最初のうちは、動画ファイルをPCのHDD上に置くと邪魔でしかたがないと考えていたので、 用意できた動画はDVDに焼いてPCのHDDを空ける、という方針を取ってました。 しかしDVDが20枚くらいになったときに、気付いたのです。 ケースも込みにすると、DVDも(ビデオテープほどじゃないけど)意外と場所を食ってしまうことに。 DVDに焼いてしまったデータは、DVDケースに収納した時点で、 忘却の彼方に行ってしまいやすいことに。そして、その程度のものを作るのに、 動画焼きは手間と時間がかかりすぎて(そしてたまに失敗するし‥)、 全然嬉しくないのでは、ということに‥。 (それと、本をスキャンした結果たまる膨大なPDFファイル群と、 共通したデータ保存体制を取った方がいろいろラクだろうという判断とか、 「そのうちDVDドライブはPCの標準装備でなくなる」という傾向が出始めてる ことも、けっこう重要な点としてあげられそうです。)

それと iPod touchなどの装置で見ることも考えると、 保存メディアとしてはDVDは使わず、HDD保存にした方がよいと判断しました。 (HDDに保存してた方が、データの転送がしやすい。) また、これらの装置でも簡単に動画が再生できるよう、 動画形式も mpeg4 (.m4v) 形式で統一することにしました。 圧縮率も、私的には十分イケますし。 iPod touch などへのデータ転送などについては [iPod touch で動画] [iPad/iPod touchで動画(見本)] をどうぞ。また、このHDDを接続しないWinXP PCからの動画閲覧については [Let's note CF-R1 めも // 動画再生] をどうぞ。

[Table of Contents]

HDD保存はDVD保存より高価か

  • [DVD保存の場合]: 1枚あたり約4.4GB、約100枚で500GB弱の容量。 約100枚のメディアの価格が約2500円。100枚入DVDケースの値段は、 モノによって様々で880〜2980円という感じみたいですけど、長期保存を 考えると安物はちょっと‥ということで約2000円のものを購入した場合、 メディア代とケース代の合計が4500円。ケースが1000円の 格安コースを選んだ場合は、合計3500円。
  • [HDD保存の場合]: 外付けUSBポータブルHDD(2.5inch)で、 DVD100枚程度の容量を保存できる500GBの値段を 価格.com で見ると、 だいたい5000円弱。

こうして両者を並べてみると、DVDコースのほうが安そうに思っていたのですが、 メディア・メディアのケース代の両方を考慮すると、じつは DVD保存と HDD保存のあいだでは、金額面ではそんなに大きな差はなくなっていることが わかります。 メディアの専有体積では、50枚あたりから、ハッキリと両者の間に差が 出るのは明白でしょう。これらのことから、DVDよりも HDDに保存した方が「とにかくモノの占有体積を減らしたい」という 目的には適合している、と言えそうです。

[Table of Contents]

HDDはポータブルをお勧め

Q: 「『ポータブル』じゃない外付けHDDもあるし、容量当りの値段で見ると、 そっちが安いが」

A: うん。ちょっと大きめの3.5inch HDDは、 確かに容量あたりの価格も安いですし、データ転送速度も高速ですよ。 でも自宅で使うという点では、3.5inchのものは以下の3つの理由により 私はイマイチだと思います。

  1. 動作音がうるさい (ポータブル版とは、比較にならない)
  2. 自前のコンセントが必要 (ポータブル版(2.5inch)はあまり電気を 食わないので、普通、USB接続するだけで十分動く)
  3. サイズが多少デカいので、置き場所にちょっと悩む
これらの理由から、私はもう外付HDDは2.5inchオンリーにしてます。

また、それに合わせて過去に DVD-Video に焼いてしまった動画を、 再度PCに戻してます。この際には Handbrake というソフトを使ってます。 (注: Handbrake自身には、いわゆる「コピーガード」を回避することは できないはず(‥その方法を、オレが知らないだけかも)ですので、 過去に自分がPCで焼いたDVDなどの、コピーガードがかかってない DVDディスクについての話です。市販の映画のDVDディスク等は、 ここでは対象外です。) これで余分なDVDディスクも減らしてます。

Q: 「HDDに全コレクション入れちゃって、HDD壊れたらどうする?」

A:バックアップを取りましょう。HDDもそうですが、記憶装置は いつか壊れます。なので私は1〜2年に一度の程度で、約5000円の予算で 新しい外付けHDD(2.5inch)を買い替える、という感じにしてます。 (同じくらいの予算で定期的に買い替えると、徐々に、ディスクの 容量がデカくなってきます。最初に買ったときは40GBだか80GBでしたが、 今は500GB。次に買うのはたぶん750GBかな。) HDDを買い替えたら、それまでメインで使っていた古いやつを バックアップ用HDDに切り替えるのです。 バックアップの際の注意点としては、バックアップするファイル数が多い、 動画だとサイズも大きい、というのが普通です。ので 「差分バックアップ」を取るのが現実的でしょう。つまり、 前にバックアップを取った後に追加したファイル、 また内容を変更したファイルだけバックアップを取るようにするのです。 私は BunBackup というのを使ってますが、他にもいろいろあります。

また、私はHDDに小さいラベルを貼付けて、 バックアップ時に そこにバックアップの月日を 書き込むようにしています。そうすると、たまにHDDを見たときに 「げー、もう半年もバックアップ取ってないじゃん!」と気付く契機に なるかな、と。(だいたい年に2〜3回はバックアップできてます。 年2〜3回は少ないっちゃ少ないですけど、とにかくコレクションが 丸ごと消失という危機は避けられるので‥。)



[次] PDF Viewer on Firefox 2012/06b