[Table of Contents]あらすじ
渡り鳥シリーズ第3作。
舞台は佐渡。
「春が来ただろ? だから、どこかに綺麗なお花が
咲いてないかと思ってね。海を渡ってやって来たのさ」
‥なんて言いながら、
ブラリと佐渡にやってきた滝と、そしてそれを追って佐渡に
やってきたハジキのテツ(宍戸)。
どうやら滝とテツの間には浅からぬ因縁があるようです。
というか、自分の弟を滝が殺したとテツは信じてるみたいで、
なのでその復讐を企んでます。
滝はすぐに高見鉱山という会社と関わりを持ちます。
そこでは善良な高見家の人たちが、
「支配人」の榊原(金子)率いる「現場の人たち」に押しまくられるという、
まあ、いつもの展開です。
そして滝とテツがともに とりあえず榊原の下につくのも、いつもの展開です。
ただ滝にとって謎なのは、榊原の行動です。
高見家が持ってる坑道のうち、もう使いものにならなくなったはずの
廃坑でなぜか毎日のように発破をかけているのです。
榊原の意図とは一体? --- でも、それはすぐ明らかになります。
戦時中、その廃坑に 榊原は
旧日本軍が国民の皆さまから巻き上げた
貴金属類を横領して埋めていたのです。
それを掘り起こそうとしていたんですね。
榊原の思惑にいち早く気づいて、それを妨害しようとする滝ですが。
榊原は滝を邪魔者と考え、消そうとします。
まずテツにその話を持ち掛けますが断られ、
そこで榊原は東京から「ジョー」という名の殺し屋(内田)を
呼んで、滝と、ついでにテツと、二人とも片付けようと考えるわけです。
しかし残念。滝は海に落ちて行方不明に、そしてテツは生き延びて、
榊原から慰謝料をせしめます。
滝は死んでしまったのか? ‥‥このへんで約60分経過。
しかし。もちろん滝は無事でした。榊原らから廃坑のお宝を
奪った滝でしたが、
榊原が高見家の子どもを誘拐して人質に取り、滝に対抗します。
子どもを取り戻すため、単身、榊原の元に乗り込む滝ですが‥
[Table of Contents]つぶやき
-
ジョーという名前の殺し屋を、宍戸錠さんじゃなくて
内田良平さんが演じるというややこしさ
(^_^;
-
んで、宍戸錠さん演じるテツが、なんか「卑怯なマネは嫌いだ」という
感じの、なんか実直な感じのキャラ(まあ ハジキ撃ったり、
簡単に人殺したりとかいうのは相変わらずなんですけど)なのは
正直ちょっと物足りないかなー。
-
んで、そのテツですけど。
「俺に、ドカタのマネができる訳がねえじゃねえかよ」
(このセリフの前、何と言ってるのか聞き取れない‥)とか
言ってたのに、
なぜか滝の命令で鉱夫として働かされるシーンがあって、
宍戸さんが炭坑とかで肉体労働させられるシーンというのは珍しい気がして、
そこがなんか面白かったです。
-
ここまで全然言及してこなかったですけど、高見家の亡くなった主人の
妹役で浅丘さん、出てます。しかし本作の場合、南田さんとか
中原さん(いつもなら白木さんがやってそうな役を中原さんがやってます)が
目立っていて、浅丘さんの存在感、薄っ‥
-
50分くらいのところで、滝暗殺のため滝が漕ぐボートに
ダイナマイト投げまくりなシーンがあったんですけど、あれは
さすがに危なくないですか?
(^_^;;
-
第一作「ギターを持った渡り鳥」で最後に滝が「佐渡にでも行く」とか言ってましたから、
その流れで佐渡に行ったのかとも思いましたけど。テツの弟の殺人犯に間違われたり、
自分を佐渡まで追ってくる女を作ったり‥と、函館から佐渡まで向かったにしては
途中があまりに珍道中すぎです。まあ、続きものとして解釈するのはムチャということですね。
[Table of Contents]ビデオ/DVD情報
[2013/10 現在]
- 「ぽすれん」だと100円で宅配レンタルできるみたいです(たぶん右下)
(ただし別途送料300円〜が‥
^^;
。なので一枚だけ借りるより7枚借り(送料300円)が理想)(支払いはクレカ/Edyなど)
- DMM のDVD単品レンタルだと480円(送料込)
[URL]。
(支払いはクレカ/Bitcash/EdyもOKか)
- DVD購入の場合、amazon だと2389円[URL]。
楽天市場だと2205円(送料は315円〜)が最安かな? (右にバナーがあります)。送料をどう考えるか、ですね。
他のと組み合わせて複数枚で買うなら楽天市場、一枚だけ買うならamazon、そんな感じですかね。
監督:斎藤武市
出演者:小林旭、 浅丘ルリ子、 宍戸錠、 川地民夫
収録時間:79分
レンタル開始日:2005-05-21
Story芸能生活50周年を迎えた昭和の大スター・小林旭の主演作を連続リリースする「マイトガイ・アキラ・コレクション」シリーズ。「渡り鳥」シリーズの第3弾として製作され、佐渡島を舞台にアキラとライバル“ハジキの哲”との絶妙な掛け合いが見所の一編。 (
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