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大海原を行く渡り鳥 (1961)

題名 大海原を行く渡り鳥
作成 日活
監督 斎藤武市
脚本 山崎巌
原作 三原貞修
出演 小林旭, 浅丘ルリ子, 藤村有弘, 白木マリ, 芦田伸介, 垂水悟郎
公開 1961.4.29



渡り鳥シリーズ第7弾。

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あらすじ

 舞台は雲仙・佐世保。

 冒頭、いきなりユキ(浅丘)が襲われてます。たまたまそこに居合わせた 滝(小林)が助けます。滝は簡単に悪人どもを蹴散らすんですけど、 残念。浅丘さんが持っていたお金(1千万円)は すでに奪われていた後だったのです。

 ユキの兄で 雲仙ユースホステルの社長(青山)は ゲルマニウム鉱山(奥山鉱山)を 持ってるんですが、その経営の資金として ユースホステルを担保にしてお金を借りた、その金が丸ごと 強奪された、とそんな感じみたいです。また鉱山か‥。

 んで、割とすぐに襲撃犯の見当はつきます。佐世保のキャバレーで マネージャーをしながら、 長崎で平和運輸という運送業まで営んでる、ミキという男(垂水)です。 それと、その裏にいる黒幕。それが大洋貿易の磯部(芦田)というのも 割と簡単にわかります。

 そしてそして。前作まで宍戸さんが演じていたようなキャラは ツブテのリュウという「三国人の訛があ」る男(藤村)です。 凄腕のリュウは、日本に稼ぎに 来たものの勝手がわからず、相棒を探していました。 そんなリュウは 滝に「組まないか」と声をかけますが滝に相手にされず、 好意と敵意が微妙に混じる、そんな感じみたいです。 そして結局リュウは磯部・ミキに付きます。

 さて物語ですけど。いつもどおり滝の大活躍で、奪われた 一千万円は無事に取り戻されます。そのうえ滝は、 身寄りをなくしてミキを頼ってきたミキの娘のため、 ミキを改心させようとします。なのでミキは 徐々に足を洗いそうな感じになってくるのですが、しかし 磯部はすぐにそれを見抜き、いきなりミキを始末してしまいます。 早ッ!!

 さらに、磯部や平和運輸のチンピラどもによる、 奥山鉱山への暴力的な妨害が日常化してきます。 さらにリエ(白木)をスパイとして送り込み‥‥あああ。定番のワナで、 社長がタラシ込まれて莫大な借金を背負ってしまう破目に。 しかし この話は、リエと社長の仲良さに嫉妬したリュウの告げ口によって すぐに滝に伝わったため、滝が いつものように その企みを阻止します。

さて。妨害行為によって鉱山は鉱石の出荷ができず、 取引先との関係が悪化してきます。そこで滝は 社長を押しのけて、 取引先と 約束の期日までに鉱石を納入する、という約束をして しまいます。この話を聞きつけた磯部一派は、無論、滝を妨害するため チンピラどもを送り込みます。さてさて滝は約束を果たせるのか、 滝とリュウの対決はどうなるのか。そしてミキの娘は‥


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つぶやき

  • すごい。クライマックスにつながる磯部一派の襲撃のシーン、 お互いに銃を撃ちあってる! 私の記憶では、これまでの「渡り鳥」シリーズでは 鉱山側とか牧場側の人たちは銃を撃つことはなく、撃つのは専ら暴力団側の人たちと 滝と宍戸さんだけ、そんな感じのはずなんですけど。 今回の場合、鉱山側も銃装備してる、だから撃ちあいになる訳ですよね。 ‥‥西部劇かよ! (今さら)
  • 日活のお家事情もあったんでしょうか。 本作からは「宍戸錠なき渡り鳥」になってしまいます。
  • その宍戸さんの代役が藤村さん。この人の「いかにもあやしげな中国人」風で 「いかにも怪しげなマジシャン」風な 演技は私は非常に好きなんですけど。本作でもいい味出してますね。 宍戸さん的なものを期待してしまうとガッカリするかもしれませんけど‥。
  • それと、これまで金子信雄さんが入っていたポジションに入ったのが、 芦田さん。金子さんの、いかにもチープでズルそうな感じと比較すると、 なんかかなりスマートでダイナミックな感じになってます。 おかげで最後、アキラと芦田さんの一対一勝負がかなりいい感じに 盛り上がってますよね。金子さんではそれは無理だから‥。
  • 原作、これまで「原健三郎」だったんですけど、 本作は「三原貞修」となっています。‥んー。この 原作の変更は何なんでしょうか。これまでの作品とそんなに 違う感じには見えないんですけど‥
  • タイトルは「大海原を行く渡り鳥」ですけど。舞台は 毎度ながら ほとんど山と、キャバレーです。海洋冒険ものを期待すると 裏切られますから、そのへんは要注意です。
  • 当時、たぶん できたばかりの橋が登場してますけど、これ、 調べたら「西海橋」という橋みたいです。立派だ‥

[DVD] 大海原を行く渡り鳥

[DVD] 大海原を行く渡り鳥
価格:2,205円(税込、送料別)

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ビデオ/DVD情報

[2013/10 現在]
  • 「ぽすれん」だと100円で宅配レンタルできるみたいです(たぶん右下) (ただし別途送料300円〜が‥^^;。なので一枚だけ借りるより7枚借り(送料300円)が理想)(支払いはクレカ/Edyなど)
  • DMM のDVD単品レンタルだと480円(送料込) [URL]。 (支払いはクレカ/Bitcash/EdyもOKか)
  • DVD購入の場合、amazon だと2389円[URL]。 楽天市場だと2205円(送料は315円〜)が最安かな? (右にバナーがあります)。送料をどう考えるか、ですね。 他のと組み合わせて複数枚で買うなら楽天市場、一枚だけ買うならamazon、そんな感じですかね。
監督:斎藤武市
出演者:小林旭、 浅丘ルリ子、 白木マリ、 楠侑子
収録時間:79分
レンタル開始日:2005-05-21

Story
芸能生活50周年を迎えた昭和の大スター・小林旭の主演作を連続リリースする「マイトガイ・アキラ・コレクション」シリーズ。九州の雲仙高原に流れ着いた“渡り鳥”こと、滝伸次が悪玉相手に奔走する「渡り鳥」シリーズの第7弾。 (詳細はこちら

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