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[チラシの裏]

あした晴れるか (1960,日活)




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あらすじ

駆け出しのプロカメラマンのミスギコウヘイ(石原)は 「東京探検」という企画、 とにかく東京のウラとオモテを撮りまくる仕事を請け負います。 その担当になったのがムチャクチャ気の強い、 キャリアウーマンのハシリみたいなヤマキミハル(芦川)、という感じです。 この二人、すぐに意気投合するんですけど、 なんか暇さえあれば口喧嘩してる感じで、そのへんを 軽妙にコミカルに描いてます。このへんはさすが中平監督、という感じ?

 そんなこんなで、いろんな人間模様を挟みながらも、仕事は順調に進んでる みたいですが。クルマで移動している途中、二人は花屋のリヤカーと 交通事故を起こしてしまいます。事故の程度は軽く、ミスギがその事故られた 花屋のオヤジをそのまま仕事の被写体にしてしまうほどだったのですが。 そこから問題が生じます。 あるヤクザ者がその花屋のオヤジの写真を見て、 オヤジの身元を教えろとミスギの元にやって来るのでした。 (このへんで約60分経過。) どうやら自分の仇を見つけてしまったようです。 自分が撮った写真のせいで‥ということで。 ミスギは何とかして花屋のオヤジを匿うのですが、 でもその居所が意外なところからバレてしまいます。 やべえ! オヤジのピンチ!! そして‥


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つぶやき

  • 中平監督作品はやっぱテンポがいいですね。 わざわざここに書くほどでもないかなー、と思える小さめのエピソードとか 奇妙に狭い人間関係がいろいろ詰まってて、 見てて楽しいです。
  • 裕ちゃん。やっぱ光ってますね。すごいなー。 最初、いきなり仕事に遅れそうになって、 軽トラで送ってもらう途中、その荷台で急ぎ着替えるというのは 「戦後最大のスター」にそんなことやらせるのかよ?! という 感じですね。今では考えられないですよね。
  • 芦川さん。 デコ出して黒ブチ眼鏡の、いかにもキャリアウーマンのハシリみたいな キャラがいい味出してます。 登場のしかたも、 部長がいないスキに部長席の机上に足をのせて足の爪を切ってる、 というものでしたから。 芦川さんがこういう感じの役というのは、 なんかちょっと意表突かれた感じですね。面白い。

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ビデオ/DVD情報

[2012/12 現在]
  • (レンタルは見当たらず)
  • DVD購入の場合、amazon だと4011円 [URL]。 DMM通販が4441円なのでamazonのが安いですね。

関連(?)情報

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