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[チラシの裏]

女を忘れろ (1959)

題名 女を忘れろ
作成 日活
監督 舛田利雄
脚本 舛田利雄, 山崎巌
原作 藤原審爾
出演 小林旭, 浅丘ルリ子, 南田洋子, 金子信雄, 安部徹
公開 1959.1.28



田所修(小林)は、大学を中退して 新宿歌舞伎町のキャバレー「銀の城」のバンドのドラマーをしています。 しかし実は田所は以前、プロボクサーをしていて、そこで 相手を失明させてボクシングをやめていたという過去があったのです。 もともと大学生ゆえに頭が切れて、そして腕っぷしも強い‥。 それゆえ「いつまでこんなところでタイコ叩いてるつもりか?」 みたいなスカウトぽい人たちが何人もいたりします。 でもヤクザとか用心棒とか、そんなのばっかり‥。

 そんな中、田所は三木商会の亡くなった社長のご令嬢、 三木尚子(ショウコ)さん(浅丘)と知り合います。 三木家は豪邸で豪華な暮らしをしていますが、しかし 裏事情はそんなに甘くないみたいで お父さんが亡くなって収入がなくなり、アパート経営に 全財産をつぎ込んで何とかしようとしてるみたいです。 でも資材価格の高騰で 当初の見込みどおりアパートが建たない、 この先どうなるの? という感じみたいです。 んで、田所の助言もあり、三木家は豪邸を売却して 建設費を追加投資したのち、 アパートの住み込み管理人として 生計を立てる決心をするのです。 ‥ええ?! 豪邸、そんなあっさり売却を決めちゃうの??? (@_@; というのはさておき。

 ‥ああ、やっぱり。 三木家は豪邸を売却したものの、それでもちっともアパート建設が 進みません。不動産屋の大沢(安部)にハメられた? 田所は焦ります。何と言っても、自分の一言から始まったことですから。 それにやっぱり尚子さんに惹かれちゃってるから。 なので、とにかく金を作ろうとバクチに手を出しますが、 もちろん、スッカラカンです。 そんな折、田所が以前、ボクサーをしていた時に試合で失明させて しまった相手・関口の手術費用の請求書も田所の元に届きます。 ‥やべー。だからスッカラカンだってば。 仕方ないので、バンドの手当てを前借りしようとする田所ですけど。 がーん。職場放棄して金策に走り回ってた結果、前借りどころか、 なんとバンドをクビ宣告されてしまいます。 うわー。なんかイッキに来ましたね。

 そんな中、せめて尚子だけは助けようと単身、大沢建設に乗り込んだ 田所でしたが。大沢建設の若い衆らに叩き出されます(このへんで60分)。 道端に倒れていた田所は、以前から懇意にしていた暴力団の 吉野(金子)に救われます。 吉野に、アパート建設の件を懇願する田所に対し、 吉野は答えます。

「俺に頼む‥。その覚悟はできてるんだろうな」「覚悟?」 ‥(略)‥ 「俺が今『うん』と言えば、間違いなくアパートは建ててみせる。 しかし、それだけのことはお前にもやってもらう。 後で後悔するくらいなら、やめておいた方がいい」
そして無論、田所は、悪魔と契約してしまうのです。

 田所に課された代償ですけど。どうせヒットマンか何かだろ? とか 思ってたんですけど。実は全然違ってて、外国に行って、 そこで諜報機関で働くというものです。しかも、出発は明日!

「狭い日本でイジイジ暮らすより、もっと大手をのばして働くんだ。 下手すりゃ生命も危ない。しかし、これは男のやる仕事だぞ。 なあ修さん、もっと大きな世の中で勝負をしようじゃないか」
この吉野のセリフからすると、たぶん帰国の予定はない感じですよね。 でも、なんで暴力団の吉野がそんな職業の斡旋を?! というのは正直よくわからないんですけど。

そして田所の出発の日。その日の夜が、ちょうど尚子の アパートの完成記念パーティーの日なのです。 当然のように田所は招待された訳ですが、しかし‥


つぶやき

  • 田所に献身的に尽くす雪枝さん(南田)の都合のよさ、というのは 何なんでしょうね。 なんでも許しすぎで、しかも田所の気持ちが自分から離れてると 知った途端にスーッと消えてしまうなんて‥。
  • まあ、一応、田所が持つ「若さの まぶしさ」に引き寄せられた 蝶のようなんだけど、でも自分はその光の中には入って行けない‥ そんな感じのことが語られますけど。‥‥それは何か、せつねー。
  • ちなみに、田所にとっては尚子がまぶしい存在で、 そんな田所が雪枝にとってはまぶしい存在。んで、まぶしい存在に 尽くすためには 自分はどうなってもいい的な感じですよね。
  • ちょっとビックリしたこと。最後の電話のシーン、田所、 喋るんだ!(^o^; ‥いや、 「AGAIN アゲイン」だと 何も喋らないまま電話切るように編集されてましたから、ずっと、 喋らないもんだと思って見てたら 田所にセリフがあったので 驚きました。
  • 当時の新宿とか大久保とかの風景。やっぱ、のどか ですね‥。
  • 金子さん、なんか普通に かっけーぞ! なんか下衆な大沢社長とは 対照的でしたね。要求する代償も、 たしかにかなりヤバい仕事ですけど「世界にはばたけ!」的な感じでしたし
  • アキラ・ルリ子コンビの作品というより、なんか、 浜田光夫・吉永小百合の映画ぽい感じですね、なんか。 同じ藤原審爾さん原作の 「太陽は狂ってる」とか 「泥だらけの純情」とかと 似てる感じだなー、と思いながら見てました。
  • それにしてもルリ子さん、初々しすぎです。 しかも、はじめての、せ、せっぷん なんて‥

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