稚内近辺の昆布取ってるどこかの漁村の娘、みふね(芦川)は ちょっと知恵遅れなところがある感じなんですけど。 その みふねは、たぶん旭川に働きに出たものの、いろいろあって 近文駅(旭川駅の隣駅)で、たまたま発車した列車に飛び乗って 逃亡したみたいです。 でも着の身着のまま逃げ出した感じでしたので、無一文。 車掌に見つかってやべえ‥と思ったところで、ヒーローが現れます。 競輪の予想屋で、人呼んで「一本がきのジョー」(宍戸)です。 ジョーがかわりにお金を出してくれたのです。
列車が着いたのは函館。 そこで みふねは、ジョーを追いかけるのです。 ほかに身寄りもないですからね‥。 んで、みふねが倒れて 驚いたジョーが宿に運んで、 その夜、ジョーが襲いかかったら逃げられて、 でも二人して同じ宿屋に寝泊まりして‥と、 そういう感じで話は進みます。
‥そんな中。みふね は秋本(アイ)に見つかってしまいます。 秋本というのは、旭川で みふねを働かせていた男です。 んで、ここでようやく みふねが置かれていた境遇が明らかに なります。要するに、家が貧乏だったので人買いの秋本に金で買われて 夜の商売をやらされてたが逃げ出した、と。そういうことですね。 そんな みふねの口癖「ジョニーが助けてくれる」
さて。ジョーはじつは競輪選手のヒロシにゾッコンで、
ヒロシに夢を託してる感じみたいなんですけど。
そのヒロシに5万円用意してほしいと言われ、
どうやってその金を工面するか悩んでたんですけど。
みふねの身の上を聞いて ちょっと魔が差してしまったみたいで、
なんと、あやしい料亭に みふねを売ってしまいます。
おお、何てこったい! (^o^;
しかし悪銭身につかず。ジョーはヒロシに逃げられて せっかく工面した金まで持っていかれてしまいます。がーん。
他方、あやしい料亭を逃げ出してジョーを探す みふね ですけど。 結局、秋本に連れ戻される‥と思ったら、秋本は職業柄けっこう 恨まれてたみたいで、いきなり秋本が襲われて刺されます。 秋本を看病する みふね。頼りのジョーがいなくなって、 秋本しか頼る人がいない。そんな感じでしょうか。 んで、いつのまにか秋本とも仲良くなってしまいます。 でもやがて秋本は怪我がよくなり、 人身売買の罪で逮捕勾留。‥かと思ったら、昔逃げられた妻の 消息が突然に判明して、脱走しちゃいましたよ。あらら。
こうして、また一人ぼっちになってしまった みふね。 結局、稚内に帰ることを選びます。お金がないから徒歩で、 線路をトホトホ歩いて帰るのか?!
そして。みふね を置いて行ったジョー、秋本の二人も みふねを追うように稚内に向かいます。さて‥
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