豪雨の夜。名家であるらしい神納家に逃げ込んだ一人の男・蛭川源平。 脱獄してきたらしいその男、大学教授である旦那を縛りあげ、 その目の前で奥さんを強姦してますよ。んで、どうやらその時の 子供が本作の主人公、神納達也(土門)であります。
こうして生まれた達也少年。父親はあの夜、母親が蛭川に対して 感じたような表情を見せたことが悔しくて悔しくて そのことを(たぶんドイツ語で。さすが大学教授!!)日記に書きながら、 母親を虐待(緊縛した母親の前で別の女とヤる、という…)したり、 達也に暴力を振るう日々を送っていました。やがて 母親がついに虐待に耐えかねて自殺すると、 さすがにちょっと父親も改心したみたいです。 でも、その機会を見逃さなかった達也少年は、すかさず行動に出ます。 父子ふたりで釣りに出て遭遇した嵐の中、 父親を海に突き落としたのです。これで父親も帰らぬ人となります。 達也17.5歳(推定)のときでした。
それから2年半。ついに達也は神納家の40億円もの遺産を正式に相続します。 それとともに、自分がやりたかったことを やり始めるのでした。 どうやら達也は 第二次世界大戦中にナチスドイツが行ったとされる「夜と霧作戦」とか アウシュビッツの虐殺とか、 原爆投下などの悲劇に何やら触発されたみたいで、 「平和の仮面をかぶって 野獣であることを隠している天下泰平のヤツらに 人間の本当の姿を教えてやる」とか言ってます。 ……んー。時代なんですかね。 (でもナチスドイツの虐殺写真見て自慰してますから、時代というのも ちょっと違うか)
[Table of Contents]最初のターゲットです。父の生前の愛人で、すでに二年半前に 「父との関係を誰にも言わなければ遺産の一部をあげます」と 口止めしてたみたいなんですけど。当然、遺産なんか1円も あげるつもりはありません。自宅の地下室で 強姦して処刑です。処刑は、自宅で自分の誕生パーティーをしている最中、 パーティーをちょっと抜け出して処刑を執行するという…。 (いちおう「アリバイ作り」のため、とのことですけど)
[Table of Contents]「青年の主張」コンクール高等学校の部で「人間への信頼」という題で発表して 文部大臣賞を受賞した秋田県立第一女子高等学校3年 西崎清美さんが たまたま達也の目に止まり、次のターゲットとなります。朝日新聞の記者を装い、 取材と称して下校途中の西崎さんを車に乗せ、 そのまま秋田から東京まで(!)連れてきてしまいます。
「眠っているあいだに奥の奥までじっくり見せてもらたよ。 臭かった。お風呂に入ってもよく洗わないんだね。でもオナニーはしている…」んで無理無理 西崎さんの発表のビデオを見せながらオナニーさせたりして、 心理的なところから攻めてるんですね。んでSM的なことをしてるうち、 なんかすっかり調教されちゃったみたいなんですけど。 従順になりすぎて醒めちゃったんですかね、寝てるあいだに 沼津市千本松原の砂浜に置いてきちゃいましたよ… [Table of Contents]
人気歌手と、その付き人をセットで拉致監禁します。
付き人の町子を唆し、町子にジュンを鞭打たせます。 なるほど、そういうプレイですか。しかしやっぱ二人監禁となると 隙も出てくるんですね。町子に気を取られた隙をついて ジュンに襲われ逃走されかけます。ジュンを何とか逃走前に 捕まえたのはいいんですけど、その隙をついて町子が裸のまま 達也の屋敷から逃げ出します。達也ピンチ!
‥と思ったら。ここで達也の実父・蛭川のご登場です。 逃げ出した町子を手土産に、達也のもとに身を寄せます。 そして町子にバター犬責めしたのち、 強姦しながら首を絞め殺してしまいます。 その様子を見て狂ってしまったジュンは、新宿駅前で裸になった挙句、 達也に射殺されてしまいます。
[Table of Contents]そして。いよいよ由美子のご登場です。 達也の後見人である宮原教授のお嬢様で 子どもの頃から「お兄ちゃま」といって慕ってくれている由美子を、 featuring with 蛭川な状況で、いよいよ調教しようというのです。 えー?! 親父いたら収集つかなくね?! とか思ったりするんですけど、 お、やっぱり親父は町子のとき同様、由美子の首を絞めにいったぞ?! いいの達也?! というかその終わり方は一体?!
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