ある会社のエリートコースをひた走る、北山常務の息子の北山トシオ係長 (東大出身)はキャバレー「メキシコ」のアケミ嬢が気に入ってしまう。 ちなみに、このキャバレーはこんな感じの店である。... うーん。ロマンポルノぽい (^_^)
「お客さま当店はキザなお店ではございません。 銀座赤坂六本木にあるような気取ったなお店ではございません。 どうぞリラックスいたしまして、おそばについております メキシコ娘とともに、どうぞごゆっくりとお楽しみくださいませ。 さあ、アタック、アタック、アタックサービスでまいりましょう!」酔ったフリしてアケミの部屋(当然、安アパートでっせ)まで ついてきたトシオ。そこで彼はアケミの男の通称「アニキ」と会ってしまう。 怒鳴られながらも歓迎されたトシオだったが、ちょっとした勘違いから 「アニキ」と禁断の?賭けをしてしまう。
「おめえが勝ったらこの女をどうしようがかまわねえ」我々の期待どおりにトシオは賭けに負けてしまい、 抵抗も虚しく、断末魔の叫びとともに「アニキ」に掘られてしまう。
「で、負けたら?」
「反対に犯されるんだよ」
さて「アニキ」は昼間、3 人の少女? を使った美人局を商売にしている。 ある日、その客としてトシオが現れた。久しぶりの再開。
「久しぶりじゃねえか。おめえ、ちっとも遊びにきてくれねえじゃねえかよ。 俺はな、おめえのこと片時たりとも忘れたことなかったんだぜえ」激しい抵抗を見せるが、結局は再び犯されてしまうトシオ。 しかし今度は「あ..」と感じてしまった様子。かくして、 その夜から「アニキ」はトシオに夢中になってしまう。 トシオもまたオカマ化してしまう。をいをい、安直だぞ (^o^;
「とわにかわらぬ愛」を誓いあう二人。
アケミは夜はトシオに自分の相手を奪われ、また昼はトシオへの
服従を強いられたため、欲求不満の日々を送ることになる。
# トシオの足のツメの手入れまでさせられてる:-(
# でもアケミも美人局3人娘には喜々としてヤキを入れてる:-)
そんなある日。美人局の現場に警察の手が入る。 警官との格闘の末、「アニキ」は警官を刺してしまう。 アケミとトシオ(あ。オッパイを作ってる!)がいる部屋に戻ってきた 「アニキ」はトシオを無視して、 アケミだけを連れて逃げようとする。驚くトシオ。
「おい。俺はいったいどうすりゃばいいんだよ。どうしよってんだよ!」男になったり女になったりして大騒ぎしたが、結局トシオは 最後には「アニキ」の乗る車から降り落とされる。 顔の左側の化粧がはげ落ちてしまっていたトシオは、 ゆっくりと立ち上がり、髪で左顔を隠す。
「うるせえ! このバケモノめ!」...
「俺も(車に)乗せてくれ。頼むよ、おい .... ひどいぃ... もお、いやぁ」
「ざんげの値打ちもない」が流れ、スタッフロール。
楽しめました。
本筋とはあまり関係がなさそうな、「アニキ」と 美人局3人娘との絡みがけっこう楽しかったです。
「ロマンポルノ」は女優の裸さえ出しておけば何をしても構わなかった、と いう噂があったけど、この映画はそういった「ロマンポルノ」の良さを 活かしてるなあ、という感じがした。好きなように、楽しく作ってるなあ、 という感じがする。
なおアケミの描き方については、いろいろ思ったりしてるんですが、
うまくまとまらないので、そのうち書きます。
# ... 谷ナオミっていいっすね:-) この人が出てる他の映画も見たいなあ
ところで、この脚本を書いた熊谷禄朗サンて、当時現役の早大生だった らしいですね。‥‥んー、やるなあ。
^^;
)(支払いはクレカ/Edyなど)